一息
予定より早く一般質問の原稿を書き終えて、一息です。
確認したい事柄があって、2年ほど前の1枚のデーダを探すのですが、出てくる気配がなく、そのまま昔の書類を整理しにかかりました。
懐かしいものがたくさんあります。
残すものと廃品回収行きのものと選別し、紙ひもでくくって積み上げるとちょっとスッキリ感があります。
楽しみながら整理していますが、懐かしいものはやっぱり懐かしい・・・。
少し、自分の人生も振り返ります。
市議になりたての時に、年配の議員が、私が教員を辞して議員になったことを指して、
「なんでまたこのヤクザな世界に・・・。教員の方がよっぽどいいやろ。」
と言い、さらに、給与が教員時代の方がずっと良かったことを聞いて
「なんていう、計算のできん教員やったんや!」
と、笑われた・・・その会話をよく思い出します。
自分個人のことを考えると、教員でいた方がはるかに幸せでした。
また、途中、自分個人の幸せを追求しようかと考えたこともあります。
それなのに、私は今、さらに深い迷宮の中にいます。
・・・ここにいるのは、まぎれもなく自分自身の選択で、精一杯、邁進するだけです。
そんなことを考えながら、ギュッと紙ひもをくくっています。
私が死んだあと、できるだけ迷惑かけないようにです。