初体験
昨日、初めての体験をしました。
四半世紀も救急法に携わりながら、初めてホントの人に「人工呼吸」・・・。
幸い処置は意識がなくなってから2分以内だったので、気道確保・呼気吹き込み1回で蘇生・・・まもなく意識回復でした。
心臓マッサージする前に循環サインがあったので、心マはすんででやらないで済み、AEDも使わずに済みました。
処置の判断は、やっぱりいろんな葛藤があります。
きっとほんの数分の事なのでしょうが、救急隊員に引き継ぐまで、いろんな事に判断が必要でした。
厄介だったのは、周囲の人がハイテンションになり、騒ぐ事です。
思いつきで間違った手当を指示するのはまあ仕方がないにしても、傷病者の意識が戻ったというのに倒れた様子を近くで大声で語られるのは困りました。
患者には安静が必要だし、もし本人が「自分はとんでもないことになった」と自覚されたら、今度はショック症状だっておきかねません。
思わず「シィ~~」っと、静止しました。
救急隊員の方に、「応急手当ありがとう」のカードを頂きました。
名刺大の「東京消防庁マスコット キュータ」入りカードです。
これが~~嬉しかった~~!