私は議会での質問を考える時、必要かと思う材料をわ~っと集め、調査します。たいてい、大量に材料が集まりすぎて一度はアップアップおろおろとして、それから考えをまとめたり質問を練り上げる作業に入ります。大きな事案であればあるほど練り上げに時間がかかり、さらに他の議員さん方の一般質問や理事者の意見を聞いて、また調整を行ないます。
だからこれまで質問順位は「後」を希望してきました。
今回もそうです。質問順位は最後から2番目。おととい22日の3時からでした。
論点の第1は、「今立で行なわれている共同調理場方式(親子方式)には問題がある」という事を認識していただく事でした。現場の先生方が問題意識を持って記録し続けた「検食簿」のデータを基に行ないました。平成18年度195回の給食で、「異物混入、過熱・冷却処理、異味・異臭、味付け・彩・香り、1回分の量」に関するチェックで74件の不備がありました。さらに感想欄に記載されたことは(↓抜粋)
7月 「3年ごはん極端に少、汁物・具も少、特に5年はいつもの3分の2以下、
豚汁の肉塊のまま、加熱心配、食器に洗浄した際の水がたまっていた、
シイタケの切り身大きくて子供には食べ辛い 具が少なくウズラ卵はいき渡らない
養護学級:ごはんが10人分!3年少ない
児童が配ぜんしやすく、安全においしく食べられる給食でありたい」
11月 「れんこん大きい、1年多い、魚足りず、食器足りず、煮物少ない、
カロリー不足が心配、皿がぬるぬる、かきたま汁ふが10枚 ジャガイモが固い
コーンスープの濁りが心配 追加ALTの分が入っていない、汁物さめている
多過ぎるおでん かれーうどんのうどんが固まって入っている分けられない
幼稚園に汁椀が一つも入っていないときは困った 」
2月 「ミートソース不足、納豆多い、冷めている 味噌煮3ぶんの2 混ぜご飯少ない
6年のごはん半量職員、他クラスから集めて分けた、20分後に不足分届いた
ニンジン皮つきのまま刻まれている ふが大きく半数にしか分けられない
配送中に魚のたれがこぼれる、容器の改善が必要かもしれない さめている
46~50度前半」
などと、毎月考えられないトラブルが続発している様子が書かれています。
調理員さんたちは、朝、定刻よりも早く来て、過酷な条件の下に一生懸命働かれているというのに・・・です。
これは、12時半ごろ仕上がりの中学校分と、11時半には配送に出発する2小学校・2幼稚園分の、2行程で作業を進めなくてはならない煩雑さや、配送分の調理時間が短すぎる事が原因だと考えます。詳しく調べれば「調理仕上がりから喫食まで2時間以内」という基準も満たせていないでしょう。(揚げ物は4時間と聞いています)
さらに冬場は、おかずの「冷え」に問題意識を持った担当者が、児童の喫食時のおかずを毎日自ら検温しています。
3学期のデータを見ると 「43℃~64℃ 平均55.6℃」
厚生労働省の出している温蔵基準の65℃に一度も達していません。
「再調査」の答弁でしたが、「現場の状況を当事者に調査」することの要望は昨年の9月から訴えている事。だから、「危機管理の基本姿勢」をしっかりしてほしいと述べました。
平成16年福井豪雨の後に、被災した南中山小学校の給食室を(復旧せずに)廃止し、続いて翌4月には服間小学校の給食室を廃止。南越中学校の給食調理場での親子方式調理が始まりました。でも、単なる数合わせで現場は回らないのです。上記のような給食を、2年も3年も与え続けてきた大人たちは、私も含め、子ども達に謝らねばならないと思います。
教育委員会には真摯に反省していただき、同時に隠蔽体質の改善も図っていただきたいと思っています。
明日は第2ラウンド。教育厚生委員会です。
一般質問で追及しきれなかったことがまだまだあるので、時間の限り質問していきたいと考えいています。現状を明らかにした事で波紋は大きいのですが、大人ではなく、子どもをしっかり見て発言して行きたいです。