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一般質問R2.9⑤

平成28年12月、原子力関係閣僚会議にて、「将来的に「もんじゅ」サイトに新たな試験研究炉を設置し、我が国の今後の原子力研究や人材 育成を支える基盤となる中核的拠点となるよう位置付ける」と決定しました。
そして、そのあり方を外部有識者会議で検討しておりましたが、今月2日、「京大研究炉が将来的な運転困難なため、その機能を発展的にとらえる炉」「最も広く利用でき、産業分野への発展が規定できる炉型」といった理由から、「もんじゅの敷地にある高台に、中性子線などを利用した中出力炉の試験研究炉をつくる方針をまとめた」との報道がなされたので、それについて伺います。

試験研究炉の安全性に関して、文科省はこれまで「出力が格段に低く、常温常圧、また電源喪失時においても自然冷却される設計となっているなど安全上の特徴を持っている」としてきています。
しかしながら、福島事故以後、試験研究炉に対しても規制基準が強化され、「多量の放射性物質等を放出する事故の拡大防止」などが新設されています。これはすなわち、「試験研究炉も放射能放出事故を起こし得ることが想定されている。」ということです。
現状、この強化された新基準により、多くの原子力研究開発施設が、見直しと対応のため利用運転を停止しました。原子力機構においては、89の原子力研究開発施設のうち43施設の廃止を決定。原子炉施設も計10施設を廃止に決定しました。原子炉の継続利用は5施設ですが、その施設に対しては、耐震補強を含む多額の対応費用が発生する状況も顕在化しています。
 つまり、現行研究炉には「新規制基準に耐えられないほどの危険性があった」ということです。京都大学の研究炉では、今年火災も起こしています。 

⑤ 研究炉ではあっても原子炉であることに変わりはなく、多くの研究炉が新規制基準に耐えられなくて廃止になっている中、新しい研究炉ならば安全性は確保されるのか、その疑問が指摘されております。ご所見を伺います。

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