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一般質問R2.9⑧

さらに、この機関の運営体制ですが、文科省の研究開発局長は「研究機関と大学が中心となって、コンソーシアムのようなものを組んで連携しながら、施設を整備・運用するのがよいのではないかという調査結果」と話しておられます。

以前私は高速増殖炉もんじゅに関し、福井県原子力環境安全管理協議会で、
「ナトリウム漏れ事故はメーカーに任せた温度計の設計の問題だった」、
「炉内中継装置事故時もメーカーに任せたネジのせいだった」
ということから、もんじゅのプラント設計が、いくつものメーカーに分割・丸投げしていた点を質しました。原子力機構の理事は
「性能保証一括でメーカーに全て任せることは、原子力機構としても反省している。」
「炉内中継装置であればネジ1つ、温度計であれば加工の仕方、形状1つで大きな事故につながるので、今回の事故や温度計の反省を踏まえて、設計・品質・リスク管理を含め、水平展開をきめ細かくやっている。」
「我々自身が技術力をあげ、しっかりと管理していく必要がある。全て任せるというやり方は良くないと思っており、今回の指摘については非常に重く受け止めている。」
とお答えでしたが、結局、廃炉となりました。

仕事を分割し、その集合で出来上がるという事は、お互いの影響を考慮しづらかったり、責任があいまいになりがちです。
海外メーカーならば「うちの設備だけなら責任はうちだけど、他の設備と合わせるならば、責任持てないのでやめてくれ」となり、日本の場合は「他の設備と合わせるならば合わせればいいけど、責任は持たないよ」となるのだとも聞いたことがあります。

繊細で複雑・危険性の大きいプラントだからこそ、設計・施工はもちろん、管理・運営にしても、どこかがしっかりと総合責任を持って、やって行くことが大事です。私はそう考えます。

⑧ 建設予定の施設の設計思想や運営のあり方に関し、県が国から説明を受けているのならそれをお聞かせいただきたいし、まだそこまではというのならば、国にその点の確認をお求めください。ご所見を伺います。

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