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一般質問R2.3⑧

6年あまり前の一般質問で、「人口減少問題は出生率だけ話題にしていては全く問題にならない。仮に出生率が2.1まで上がったとしても人口が安定するのは60年後。着目すべきは20代から30代の女性の数だ。若い女性の数がかなり減り始めている地方が出てきており、2040年を過ぎて深刻な事態になる」と述べ、福井県の20代、30代女性の人口動態をお示ししました。1973年には約11万5千人だったものが、40年後の2013年には9万1千人余りと12%以上も減っていました。
そこで、男女の賃金格差是正や女性の管理職比率向上などの女性政策に関して縷々議論したわけですが、それから6年後の今年初めを見ると、20代30代の女性はさらに1万1千人以上減って、79,771人、なかなか若い女性の減少に歯止めがかかりません。
比経新聞のデータでは、福井県は、「若年女性がより多く転出する県」です。福井の明るい未来は、若い女性の流出対策にかかっています。

私は先月、若い女性が多く転入する東京都の、東京駅に隣接した大和証券にお伺いし、「女性活躍推進」の取組みを伺ってきました。まずは、「1902年創業以来、荒波は都度都度あったけれど、会社が生き残ってこられたのは時代に合わせた取り組みなどがあったからだ」とおっしゃいます。「時代に合わせた取り組み」・・・、今まさに「女性活躍推進」こそがそれだと思います。

大和証券でもかつては、教育しても女性の多くが辞めており、退職理由は「出産などのライフイベントがある」ということが一番多かったそうです。しかし、それは「会社にとって大きな損失であり、本人にとっても積み上げてきたキャリアを捨てるのはもったいないことだ」との考えで、2005年に女性活躍の支援チームを発足させたそうです。

まずその柱の一つが「仕事と育児の両立支援」です。「大きなライフイベントがあっても仕事が続けられるように」です。
大和証券のメニューを見ますと、第3子出産祝い金200万円もあれば、休暇をカレンダーで明示してサポート環境を整えたり、全国の保育所情報を集めるなどの保活サポート、ベビーシッターの年会費も会社が負担したりと至れり尽くせり・・・これならば安心して出産・子育てに立ち向かえます。会社は「どうしたら会社で活躍していただけるかを考えている」とのスタンスで、女性の勤続年数が約2.5倍に増えたそうです。

⑧ 福井県の女性活躍推進の施策は、現在、企業内での女性の仕事ぶり、活躍ぶりに焦点が当たっている印象ですが、事業所の「仕事と育児の両立支援」への取り組みこそ支援すべきだと思いますが、ご所見を伺います。

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