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予算特別委員会R1.12④⑤

災害ボランティア活動について伺います。
まず、災害ボランティア活動推進条例の前文を読み上げます。

「災害ボランティア活動は、被災地等における大量かつ多様な被災者の要請に迅速かつ的確に対応するため、重要な役割を果たしている。
とりわけ、福井県では、平成九年に発生したロシアタンカー油流出事故における災害ボランティア活動の経験を踏まえ、平常時から、県、県民および関係団体が協働して災害ボランティア活動の推進に関する施策を展開してきたところであり、その結果、平成十六年七月十八日に発生した福井豪雨災害においては、県内を始めとして全国からの多数の災害ボランティアの協力により、迅速な復旧に資するところとなった。
ここに、人と人とのきずなの強さを改めて認識し、県民が誇りをもってこの成果を将来の世代へ継承していくことを決意するとともに、協働の理念に基づいた災害ボランティア活動の重要性を広く全国に発信し、および福井県が災害ボランティア活動の先進県となることを宣言し、この条例を制定する。」
また3条の理念のところには
 「災害ボランティア活動の推進は、県民と関係行政機関との信頼関係に基づく密接な連携および協力を旨として行われなければならない。」
「災害ボランティア活動の推進に当たっては、災害ボランティア活動を行う者の自主性および自律性が十分に尊重され、ならびに生命および身体の安全について十分に配慮されなければならない。」
と書かれています。

福井は、災害ボランティアセンター連絡会という「NPО、JⅭ、日赤、県社協、県生活協同組合連合会、福井大学」など17団体が協働で、それぞれの持ち味を生かしながら、協働で活動するものです。その事務局を県が行う。基金を持ち、速やかに動ける体制は、私は全国一の仕組みと実感しています。いえ、実感していました。
私自身も福井豪雨の際、今立町の被災地でボラセンを作り、多くのボランティアの方々に被災された町民の窮地を助けていただき、感謝に耐えない、今もってそうです。
せめてもの恩返しに、福井が三国重油災害以来構築してきた福井方式のボランティア活動環境を、広く県外にご紹介し、参考にしていただきたいと思って「全国災害ボランティア議員連盟」を作り、会計を鈴木こうじ議員に助けていただきながら、事務局長として尽力してきたつもりです。
協働のふくい方式は、誇りでもあった。

しかしながら、県は、いつの間にか「協働」であることを忘れたかのように、自分たち主体で動き出すようになってきている。
毎年の研修や近年のボランティアバスの運行で、首をひねること、民間が腹を立て、異論を唱えることが連続しています。

例えばこの10月の連絡会の会議において、ボラバスを決定事項のとして会員に発表する。案として出すべきだと異論を唱えたら、「県が出すので連絡会とは関係ない」との回答。「災害ボランティア活動の推進に当たっては、災害ボランティア活動を行う者の自主性および自律性が十分に尊重され」なんて基本理念は、どこかに消し去られています。

東日本大震災までは連絡会がバスを主催していたはずなのに、熊本地震あたりから連絡会の会員の意見をきかず、県が基金でバスを出し、民間は独自でバスを出すと、袂を分かつ事態になった・・・そして、今回の長野行きも、熊本を踏襲して「県がバスを出す」という形になった。

④ もう一度推進条例を勉強しなおしてください。
ボランティアは、県の手下ではありません。県が県主催で一方的にボランティアバスを企画・運行することは、協働の精神に反します。ご所見を伺います。


⑤ 災害ボランティアの担当課ですが、これまで県民活動を所管する部署が担当していたのですが、今年から福祉部門が担当するようになりました。理由を伺います。

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