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一般質問H30.9.5④

次は、交通安全施設に関して伺います。
福井の交通データを見ると(表)、事故死者は減っているとはいえ、平成29年人口10万人当たり死者数は全国ワースト1、夜間の人身事故率もワースト1です。また、運転者、特に高齢ドライバーの増加が著しく、これらを踏まえた交通安全対策が必要です。
県民の方から、道路管理についても意見が寄せられます。先日も、「テレビで高齢者が人をはねたニュース報道を見ていたら、その横断歩道の白線が消えていた、犠牲者は弱者が多い。横断歩道や外側線・中心線は大事だ。きちんと管理をしてほしい。」とのお訴えをいただきました。「観光道路のフルーツラインは、幅員20メートルもあるのに、外側線も中心線も消えている。県外の人からも『道路管理がひどい』と指摘される。」とも聞きます。私も先週、久しぶりに通る交差点で、直進・左折・右折の矢印が見にくくて困った覚えがあります。
予算に限りがあることは承知していますが、例えば県民が、マフラーに穴の開いた整備不良の車に乗っていて検挙されたときに「お金がない」では許されません。ですから、「安全施設整備のための予算がない」では、県民に説明がつきません。
道路の白線は、除雪で摩耗したとも考えられます。ガードレールにしても、まだ除雪による破損が残っています。大雪で具合が悪くなったのならば、災害補修、災害対策の1つとしてもいいでしょう。
⑨ 中心線、外側線、横断歩道、ガードレールなど摩耗・破損した交通安全施設には、早急な対応が必要で、命を守るための予算は十分確保されなければならないと考えますがお考えを伺います。

同じく信号機に関してです。
これまで何人もの同僚議員が地域の信号設置に関して要望したり、信号機設置条件の見直しを求めたりしています。しかしこれまでのところ、国の定めた設置基準は合理性があるのでそれに従うとのご答弁です。
国の信号機設置指針では、1時間に300台以上の自動車等往復交通量が必要条件です。その根拠は、「信号を守る意思のある歩行者であっても、12秒以上車両が来ない場合には、信号を無視して横断を開始する割合が増える傾向がある」とのことですが、これが「合理性ある数値基準」なのでしょうか?だとしたら、事故原因を歩行者に求めた、車から人を見降ろした考え方だと感じます。
弱者から考えると、信号がなくても横断できる道路とは、まず「交差点に気付く」こと、次に「渡る判断がしやすい環境であること」、それから「渡り終えるまで、安全であること」といったことだと思います。夜間においても、高齢者や子供にとってもです。
ですから、「ここは何百メートル見通せて、車が歩行者に気付いても十分止まれる環境だ」とか「スピードを出して通る車が少ない」と言われるなら納得もきるのですが、例えば午前中辻議員からお話のあった河濯線の交差点のような場所が、歩行者にとって横断しやすいところだとは思えません。幅員が結構ありますし、高齢者や子供が12秒待たされるからと言って、信号無視が増えるとも思えません。それ以上に、新設道路開通以前の生活習慣で、交差点に気付かず通過する方が怖いです。数値基準はあくまで「原則として」なのですから、状況・環境に応じて適切に判断すべきと考えます。
⑩ 車社会である福井だからこそ、弱者視点での交通安全に努め、適切な信号機設置を求めると同時に、河濯線の信号機設置を前向きに判断されることを求めますが、ご所見を伺います。

⑪ また、信号機設置基準が越えられないハードルなのであれば、代わりに横断者感知式注意喚起システムを設置して事故防止に努める方法なども考えられますので、合わせて伺います。

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