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一般質問H30.9.5⑤

過疎・人口減少に関して伺います。
平成22年、県は、「福井県民の将来ビジョン」を策定し、10年後の絵を描きました。人口減少・超高齢化社会を予測し、その対策として「集落支援の仕組みづくり」や「コミュニティビジネス」、「退職後の地域リターン」、「縁を活かす」といったことが書かれていますが、すでに8年が経過しています。
⑫ 集落支援の仕組みづくりは、具体的な手立ては進んでいるのか、それらによって地域は元気になっているのか、進捗状況をお聞かせください。

私の住む集落は、山間にあり、現在12軒です。先日我が家で集落会議があり、次の世代のために、今できる事を考えていこうということになりました。次の世代では世帯数は半減します。
まず、10年先には田圃を今ほどやっていけません。今ですら、よその田圃を担っておられる方は手一杯ですから、高齢化とともに、耕作放棄地が増えます。それをどうするか・・・。以前は杉苗を植え、都会に出ていくパターンでしたが、木は売れずに放置され、おかげで花粉は飛びまくり、木が育つごとに日当たりが悪くなり、集落が狭まる状況です。ですから今度は、花桃や枝垂桜などを植え景観重視のランドスケープを描いたり、洪水対策を兼ねた緑地化を考えたりしています。本当は、果物の木を植えたいところですが、鳥獣害がひどいのでそれは断念。むしろ鳥獣害対策に山羊・羊を飼おうかと話して盛り上がりました。
過疎化が進む集落では、何もしないでいると、空き家や耕作放棄地が増える一方です。空き家はやがてあばら家になり、耕作放棄地は雑草雑木だらけになり、山里の景観を壊し、荒れ果てていきます。
「壊れ窓理論」をご存知でしょうか?窓の壊れた廃屋が放置されていると、そこの住民はそういったことに無関心、「コミュニティの目がない」と思われ、ほっておくと犯罪が増えるという犯罪理論です。廃屋の処理は地域にとって大事です。
田舎をどう美しく縮ませるか、ビジョンと適応策が必要です。
⑬ 知事の描く周辺地域の将来像を伺うとともに、そのための対策の必要性を伺います。

耕作放棄地に関して伺います。
減反や補助金がなくなるので耕作を止め、その土地の有効利用や管理に頭を悩ませている人が増えています。そうした中、有効な選択肢の一つが太陽光発電です。しかしながら実際にやろうとすると、農地転用で土地の課税率が上がり、採算が合いません。全面農地転用しなくてもそこで太陽光発電ができるソーラーシェアリングという方法もありますが、ソーラーパネルの元で農業を営む必要があり、実際そこでの栽培はとても難しいとのこと。現状、とてもハードルが高いです。
耕作放棄地が増えて荒れ果てるよりも、ソーラーパネルで発電している方が見た目にもいいのですが、太陽光発電のための農地転用ならば課税率を上げなくていいということはできないものでしょうか?
あるいは、ソーラーシェアリングで作りやすい農作物の開発・紹介を、農業試験場で行えないでしょうか?例えば「和紙の原料栽培ならばソーラーシェアリングとして認める」とか「耕作面積割合を現実的なものに下げる」といった工夫はできないものでしょうか?
⑭ 耕作放棄地で太陽光発電を行うハードルを下げることができないか伺います。
以上です。

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