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一般質問H30.2.28②

皆さんは、学校時代にどういう教育を受けていたのか、覚えておられるでしょうか?
県庁理事者の方々は、難関大学の御出身者がほとんどですから、勉強に励まれ、入学試験を突破された方々だと思われますので「学校教育=試験勉強」なのしょうか?
教え子たちと話していて感じるのは、学校生活の記憶は、受験勉強や体育祭、文化祭、修学旅行と言ったインパクトの強いものは残りやすく、日常の学校生活や教育は忘れられることが多いということです。「親の心、子知らず」と言いますが、「先生の心も、生徒知らず」です。子供は成長するのでそれでいいのですが、教員が学校で行う教育は、決して机上の勉強だけではありません。テストの点数を上げることだけを目的としているのではないことを、老婆心ながら確認させていただきます。
たとえば、松原小学校2年生担任の時、落ち着きなく、目の前のことにすぐ気を取られる児童がいました。ある日、「さようなら」と教室で挨拶をしたあと職員室に戻ったら、その子が学校の前で車に当たったと言われました。しりもちをついてランドセルがクッションになったので幸い何ともありませんでしたが、「今教室にいたところなのに、そんなに早く校門から出られたのか?」とびっくりしました。聞けば、観たいテレビ番組に間に合うようにダッシュで教室を出て、左右の確認なく道路に飛び出したとのこと・・・。
その次の年に担任した花筐小学校1年生にも、やはり何かが面白いと思うと周りが見えなくなる子がいました。子供らしいし活発なのですが、学校帰りに遊びに夢中になって飛び出し、車にぶつかりそうになった。
「飛び出したらだめよ」と言ったところで、何かに夢中になったらそれで頭がいっぱい、注意の言葉は頭から消え去ります。日ごろの行動様式を変化させるしかありません。
学校生活の中で両者に共通するのは、廊下をすぐ走るということ。「走るな」と言ってもその直後悪気なく走っている・・・これを少しでも直すことが、世間に出た時の事故リスク軽減のトレーニングだと思い、重点的に指導しましたし、他の受け持った子たちにもその点をしっかり注意し身につけさせるように心がけました。

その後、自分が担任した子の中に交通事故に遭う子はいませんでしたが、他の学年のやはり落ち着きのなかった子の中には、中学卒業後バイクに乗って交通事故を起こし、命を失った子がいます。事故を知ったときには「小学校で、もっと叱ってやればよかった。」と今でも思っています。

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