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一般質問H30.2.28③

あるいは小学校6年生のやんちゃな男の子たちが、お昼休みに砂場で遊んでいました。「ふ~~ん、珍しいな。」と見ていると、間もなく泥団子を作り始めます。「むむっ。」と注視しますがまだ口出しはしません。そのうち泥団子の投げ合いをします。「う~~ん。」と我慢しますが、泥団子を校舎に向かって投げだした時点で「こら~~っ!」としかります。
やっていい事と悪いことの境目を、経験から身に沁み込ませたいとの思いからです。
14歳を境に、非行少年の処遇の流れは変わります。犯罪少年として刑事責任も問われるようになります。少なくとも14歳までに社会のルールを守る態度をしっかり身につけさせるため大事なのは、学校生活の中で悪い行為を見逃さず指導し反省を促すことであり、学校生活での日々の実践の積み重ねが、良き社会人たる教育そのものです。

教育基本法第1条において、教育の目的は「人格の完成」と、「平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」と謳われています。
文科省は「学校の意義」を「未来の社会に向けた準備段階としての場、社会的意識や積極性を持った子供たちを育成する場」と論点整理しています。
学校は人間教育の場であり、教員は、すべての児童生徒が、健全な一人前の社会人として幸せで豊かな人生を送ってほしいと願いながら、子どもたち一人一人に向き合っています。
教科指導もそうです。たとえば九九を覚える場合、すっと覚える子もいれば、時間のかかる子もいる。時間がかかっても、あきらめずにこつこつ努力して身に付けた時すごくほめます。できるようになることの喜び、努力して壁を乗り越えた達成感などを味わわすことが、自信や物事に対する意欲につながるからです。

学習指導要領には教科学習の目的が述べられています。
たのえば、算数を学ぶ目的は「算数を通して,数や図形についての基礎知識・技能を身に付け,日常でも見通しをもって筋道を立てて考える能力を育てる」ようになること,「算数の楽しさや数理的な処理のよさに気付き,進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる」ようになることです。
体育を学ぶ目的ならば、「心と体一体で,運動や健康・安全についての理解と運動の実践を通して,生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を育てる」こと、「健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り,明るく豊かな生活を営む態度を育てる」ことです。
様々な教科により、様々な角度から「人格の完成」、「健康な国民の育成」を図っていくのが目的です。

資料をご覧ください。これは、越前市の小中学校の教育目標です。どれも、子どもたちの健やかな成長を願って掲げられたものです。たくましく豊かに社会を生きていけるように、子どもたちにとって何が大事かを考慮しながら作られています。学校教育は、難関大学への進学率を上げるためにあるのでもなく、「うちの学校って凄いのよ」と自慢するためでもなく、「子どもたち一人一人の人生がより良くなるように」ある・・・私はそう考えます。

④ 「真の教育のあり方」とはどういうものか、あらためて、総合教育会議の座長で、県の教育大綱策定の責任者である知事の考えをお聞かせください。

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