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一般質問H30.2.28④

現場が「一人一人の人格形成」を一番に考えていても、県の教育に関する議論では、「突破力」とか「能力差」、「受験指導」といった言葉が目立ち、「教育で新しいことをやるには、全体に影響のあるプロジェクトが必要である。」とか「下位のレベルアップ」という発言もある。ペーパーテストの点数を上げることに偏り、教育行政の「売り」を作りたいという印象で、とても薄っぺらな感じがします。
学力テストの平均点が全国トップクラスであることは、素晴らしいことです。ではなぜ、学力テストの結果がいいのか・・・。もともとは、「福井の学校教育が人間教育においてきめ細やかで、学級経営も平均的に優れており、おちついて学習に取り組めた」というのが最大の理由で、それこそが福井の教育のすばらしさだったと確信しています。学力テストの点数が良いのは、あくまでその「結果」です。
お願いしたいのは、「個々の人間教育、学級経営が素晴らしい、頑張ってくれ」と、ほめ、励ますならいいのですが、「テストの点数が高い」ことのみを評価したり売り物にしたりしないでほしいということです。
「学力テストナンバーワン!」と言われれば言われるほどに、それがノルマとなり、県が何とおっしゃろうが、現場サイドでは過去問をやって点数を上げることに血眼にならざるを得ないのです。それが行きすぎて、本来のきめ細やかな人間教育・学級経営がないがしろになったのでは本末転倒。
また、子どもの個性はいろいろであり、机上の学習が苦手な子もいます。エジソンだってそうだったはずです。活動的な子は、学童期にじっとしていること自体を好まなかったりもします。テストの点数が高いと自慢するということは、同時に、テストの点数が高くない子に劣等感を与えている。人間教育的にはマイナス効果も発生させているということも肝に銘じてほしいし、教員の大量退職時代を迎え、若い先生方に謝った価値観が根付くのではないかと危惧します。

⑤ 点数のみを追ってしまうような現場であっては教育は崩壊です。すでに現在、その兆しが見えますので、是正することが喫緊の課題だと思います。ご所見を伺います。

「福井の将来を担う人づくり」について伺います。
先の豪雪で、懸命になって除雪をしてくださる除雪機オペレーターの方々や、物流を担っておられるトラック運転士、郵便物をあるいて届けておられる配達員さん、スタックしたとダックの救出や私鉄線路の掘り起こしをしてくださった自衛隊の方々、急病人を運ぶ救急車、などなど、あらためて自分たちの生活がどういった方々に支えていただいているか、痛感しました。重機オペレータの不足などが問題になっていますが、地道な現場作業の人手はどんどん高齢化しています。
これをご覧ください。56豪雪、平成18豪雪、今年の豪雪で亡くなられた方やけがをされた方々の年齢別グラフです。人口構成が高齢化していることも反映していますが、それ以上に、いずれも、戦前・戦中生まれの世代の方々が、地域の除雪を担っていることが見て取れます。この先どうなっていくことでしょう。
世の中は、事務作業だけで回っているのではありません。様々な現場作業があって、我々が生活できています。今後、福井の生活、福井の将来を支えてくださる人材を、どのように育成するのかが大きな課題であり、大人の使命です。それができないならば、「福井の現場は外国人労働者が支える」ということになる。

「福井の将来を担う人づくり」とはどういうことか、どういった資質が必要で、そのためにどういった教育を成すべきか・・・。体力?忍耐力?使命感?愛郷心?


⑥ 福井の生活を支えるのに不可欠なのに人手不足であるという現場の現状認識と、今後の人材確保の見通しを伺います。
⑦ さらに、このような現場の人手不足の現状を踏まえ「福井の将来を担う人づくり」とは具体的にどういった人々をどのように育成することをイメージし、どのような教育が大事だとお考えでしょうか。具体的に伺います。

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