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一般質問H29.2.23⑧

前回ご紹介したフィンランドの教育では、小学校からモノツクリの授業を大切にしています。小学校でクリスマス飾りやまくらカバー、ひしゃくなどを、中学校で宝石箱や料理を作ります。工芸と言う生産活動を通して、手と頭脳の技術を発達させ、働くことを教えます。アイディアを出し最終製品を作り出すまでの間に、倫理学・環境学・美学と経済学・安全・責任感・思いやりなど、理論的情報を実践に応用することで、生徒の個人的な成長を促進します。
さらに、中学校社会科では労働の適切な価値、起業家精神の基礎、公的サービス、自己の行為の法的帰結などを学びます。
16歳以降の進路は、自分に合った専門性を身につけられる学校を、進路指導の先生のアドバイスを得て自ら選びます。女性生徒の3分の一、男子生徒の半数が専門学校に進学するそうで、「成績が悪いから職業系高校に行くという考えは、現在ではほとんどない。」と国家教育委員会の参与が述べています。

モノツクリは大事です。職業教育は大事です。現在、県内企業は、職業系高校の卒業生を奪いあっている状況ですし、人口オーナス期で、今後さらに少子化が進むわけですから、この状況は続くと思われます。

お隣の石川県の議員に「金沢市や石川県は工業高校に力を入れていますね。」と話しかけたら「モノツクリは大事ですから当然です!地元の評価も高いですよ。」と即答が帰ってきました。
学校の教員も、「伝統産業はじめモノツクリが根付いているので『金沢として守らんなん!』と、実績重視で、生徒の資格取得に力を入れている。歴代市長はじめ上の人がそれをよくわかっていて工業科を大事にしている。」と言います。実際、3Dプリンターなど最新の機械を導入するなど、毎年の予算のかけ方もうらやましいばかり。

福井はどうでしょうか。県外大学に子供たちを出すことばかりに熱心なのではないでしょうか。

⑫職業系高校に、もっと力を入れるべきではありませんか?
⑬またそもそも、進路指導する教員側に、キャリア観や現状認識、産業労働部が描く「職業能力開発計画」やその中の「学び直し」の制度などが十分理解され、生徒に周知されているのでしょうか?

雇用のミスマッチや早期離職、ニート・フリーター・引きこもりの若者が多いわけですから、「福井は人生の仕切り直しができるところだ」と伝えられるようにすべきです。

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