一般質問H29.2.23①
細川かをりです。
政府は、我が国の経済成長の隘路の根本にある少子高齢化の問題に真正面から取り組むとして「ニッポン一億総活躍プラン」を閣議決定しています。一億総活躍社会とは、若者も、高齢者も、女性も、男性も、障害のある方も、いちど失敗を経験した方も、一人ひとりが家庭や地域や職場で自分の力を発揮し、生きがいをもてる社会です。
知事も、「県民が一人一人活躍できる社会づくりを進める」と述べておられます。
そこで、全ての人がそれぞれの事情に合わせて活躍できることを願い、質問します。
まず女性政策です。
以前、「福井県は働く母親が多いので、女性の勤続年数も、月当たりの労働時間も全国平均より長い。しかし、男女の賃金は他県より格差が大きい。」「女性の就労率は全国トップクラスなのに、管理職比率は低い」「つまり、福井県は、全国と比べて女性の能力が評価されていない県であり、女性の地位向上がもっと必要な県だ」と述べました。
① 知事は「継続的にキャリアアップ、職場環境の整備を進めていく」旨述べられましたが、あれから3年経ち、福井の女性の平均賃金の男女格差や女性管理職の登用率はどう変化したか伺います。
「継続的なキャリアアップや職場環境を整備する」場合、各企業やそこに働く方々の理解や、行政による誘導策が求められます。県での取り組みとして、新年度、新たな実施施策が具体的に予算措置なされているのでしょうか。短期的には数値が上がることは可能ですが、長期的な視野に立っての取組みは、構造改革が必要かと思います。
② 今後の課題と明確な方向性を伺います。