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H26 12月一般質問⑧

最後に、道徳についてです。
先ごろ中教審は「道徳の教科化」を答申しました。「道徳の時間が形骸化しているのは教科でないからだ」とし、「特別教科」という新たな枠組みにするとのこと、さらに教科書や評価についても改善方針が出されました。
 道徳観・倫理観の低下、社会性の不足、自立の遅延など、子どもや若者の問題は先に述べた通りで、私も強く感じているところです。
 しかし、これらの解決は学校の中だけでは限界があると、学校を飛び出してきたのが   今の私ですので、一言、申し上げます。

    子どもは、大人社会を映す鏡です。交通事情の悪化と不審者の出没で、外遊びが困難になり、社会のIT化の影響で、ゲーム遊びに興じるようになった。学力社会で知識偏重となり、食生活の変化で「子供の体がおかしい」という事態になる。
    子ども達のモラルの低下はすなわち周りの大人や社会が見せる社会自体の姿が悪いのであって、仮に道徳の授業だけで子ども達のモラル向上を図ろうとするならば、敏感な子供たちは矛盾を見抜き、その受け止めを益々悪いものとするでしょう。
子どもに道徳を説くならば、それ以上に大人が襟を正す必要があります。道徳教育の強化を子どもにだけ押し受けるのは無責任だと強く思います。

⑩ 最後に、道徳の教科化に当たり、大人社会の責務をどう考えておられるのかを教育長に伺い、国にもその旨投げかけていただくことを求めまして、質問を終わります。

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