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質問5の1

高速増殖炉「もんじゅ」の件です。
「もんじゅ」存続問題に関し、県は「国のエネルギー政策全般の中で考えるべきこと」とのスタンスですが、それはオールジャパンで考える論点です。「県」が何のために存在するかということを思えば、まずは県民の安全を第一に考え、県民の安寧な生活を守ることが優先です。
福島県が、国策に協力してきたにもかかわらず、「国に裏切られた」という思いでいっぱいの状況です。そのことは、福島に職員を派遣までして見てきているはずです。
国の一連の議論は、主に経済観点からのもので、立地地域のリスクの論点が欠けています。ですから、次の課題を県からぜひ国に伝え、議論のテーブルにあげていただきたい。

まず、「もんじゅ」の真下を潜る2つの活断層についてです。一つは美浜原発から「もんじゅ」真下を通っている「C断層」。これは断層面が斜めに走っており、美浜原発の真下4km、もんじゅの真下6kmを通っています。
そして、それに平行して「白木-丹生断層」があり、「もんじゅ」の真下わずか1kmを通っています。つまり、「もんじゅ」の真下には2本の活断層が通っているのです。
これらは連動する可能性もあり、さらに「浦底断層」とつながっている可能性もあります。何度も言うように、西日本は地震の活動期に入っており、「もんじゅ」配管は複雑で長く、薄い所で2ミリの厚さしかなく、耐震性が懸念されるのです。

先月、我が家の近くを震源とする地震が4回ありました。昨日もありました。温見断層が越前市まで続いているのかもしれません。
ゴリッという音と共に瞬間的にガガッと揺れ、私は足元の地面の奥底の岩が陥没したのかと驚いたくらいです。あちこちの被災地に行くので地震には慣れているつもりですが、この時は発表された震度以上に、ぞっとする怖さがありました。
アメリカのカリフォルニア州に「活断層法」という「活断層の上に建物を建ててはいけない。」という法律があるくらい、震源断層
近傍の揺れは、別物です。
 活断層の影響を矮小化してはならないし、活断層の上にいかなる原子炉も設置してはいけません。活断層の上にある原子炉は廃炉にすべきです。

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