質問11
最後に、広く大事なことは県民が福井の農業を守ろうとする意識の醸成です。
「その土地の季節のものを食べることが、最も健康的で 栄養が豊かである。それが自然なことであり、そこに住んでいる人に一番優しい食になる」
と述べたのは、福井の生んだ食育の祖、石塚左玄です。福井の農業がつぶれたら、野菜など新鮮な食物が手に入りにくくなります。地産地消することは、農業者のためだけではなく、ひいては自分たちのためだと言うことを、しっかり啓発することが大事です。
食育は大人にも必要です。
⑪県は現在「食育」に関し、どのような取り組みをされているのか、あるいはどう取り組んでいかれるのか?お聞かせください。
以上、厳しい状況の中にある農業の中で、特に弱っている部分を、私なりに模索し提言させていただきました。
「農業を守るか強くするか」の策なくして、TPP参加は無謀です。
「福井の農業を守りたい」との思いは一つだと思います。
前向きなご回答を期待します。