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第175回福井県原子力環境安全管理協議会より②

高経年化技術評価と長期保守管理方針について

細川
・緊急冷却をするときの水の温度は何度ぐらいか。
関西電力
・事故時に容器内へ注入される水の水源は屋外であり、温めているわけでもないため、大気と同じ温度である。
細川
・美浜の今の脆性遷移温度は何度になるのか。
関西電力
・60年相当のところで83度、現時点では76度である。
細川
・脆性遷移温度と緊急冷却時の水の温度を比較すると水の方が低いが、脆性遷移温度よりも低い温度の水を炉の中に入れると炉は割れやすい状況になると考えてよいか。
関西電力
・もちろんそういうことになるため、現在詳細な評価を行っている。
細川
・原子炉の圧力を保とうと考えると、緊急冷却の際には常温の水をかけるよりも80℃くらいのお湯をかけた方が良いということか。
関西電力
・その方が熱衝撃の影響は少ない。
細川
・福島1号機は脆性遷移温度が多分高く、緊急冷却水が原子炉に入ったとき、1号機はどうであったか、地震の影響はどうであったかということがずっと気になっている。
・特に、地震の影響に関しては県からも伺っているので、国は是非答えていただきたい。
・美浜発電所に関して、炉内の照射試験片を定期的に取り出し、中性子照射脆化について調べているとのことだが、あとどれくらい残っているのか。
関西電力
・美浜2号機の場合は試験片が6個あり、現在は4個取り出している。
・4回目に取り出した試験片は、おおよそ60年間の中性子照射を受けた見積もりとなる。
細川
・試験片の取り出す周期は決まっているのか。
関西電力
・試験片の取り出しの基本的な考え方は規格で定められており、最初は運転開始してすぐに取り出し、その後は運転期間が10年相当、20年相当の段階で、試験片取り出しを行っている。

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