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2011年09月26日

天皇杯

一昨日、夫が天皇杯を持ち帰ってきました。
全日本弓道選手権大会での優勝です。
天皇杯はシンプルな形状ですが、純度の高いシルバーで、さすがに王者の風格があります。
金庫保管が義務付けられ、保管先は宮内庁に届けます。

全日本は弓道の試合の中では最高峰で、まず弓道5段以上でなければエントリーすらできません。(私は4段・・・資格なし(^^;))
県大会、北信越大会と勝ち進んで、全国大会に出場となります。今年の会場は伊勢神宮でした。
この大会は、単なる的中だけではなく、体配・射格など動作すべてが審査対象で、だからこその最高峰=「天皇杯」です。

我が家にこの天皇杯が来るのは二度目になります。
6年前、全日本初挑戦でいきなり優勝したのが一度目です。
夫は一人でぷらっと試合に行って、「優勝した」とメールがいきなり来ます。
どの試合も、弓に行くときはそんなものですが、さすがに全日本優勝はびっくりします。

夫は一度目の優勝の後、「あれが日本一の射か・・・。」と、常に注目され、ものすごいプレッシャーがかかるようになりました。「針のムシロ」です。
だから、優勝の後、1年ほどはほとんど試合には出なかったのではなかったかと思います。
スランプだったかもしれません。
また、協会の運営や、後輩育成、国体監督など、いろんな役割もこなさなくてはならなくなりました。
アスリートとして、自分のことだけやっていられなくなったうえ・・・・

そう、私です。
教員を辞めると言い出し、市議会議員選挙に出馬。
父が他界、母が認知症発症(しかもアルツハイマーではなくピック病)
さらにまた私が、県議選出馬を決め・・・ものすごいストレスと負担をかけました。
昨年11月には母が他界・・・などなど、私生活はまったく穏やかではありませんでした。

そういったことを踏み越えての、今回の優勝です。
こつこつと真面目に練習し、いつものように一人でぷらっと出て行って、「優勝した」とのメールです。
頭が下がります。
夫ながら、よくやったと思っています。

一回目よりも、ずっと重い天皇杯です。

2011年09月22日

反省します

我が家は山の中で、難視聴地域です。
昨日の一般質問を録画できないので、今日、関係者の方から録画DVDを頂き・・・はい、今、昨日の自分の質問を見ました(^^;))
http://info.pref.fukui.lg.jp/gikai/live/index2.html

ひえ~~~・・・です。
一部すっ飛ばして述べているではありませんか <(・・)>
「30年以内に地震が起きる確率は、宮城県沖99%、福島県沖7%以下と違ったのです。」
と言うところ、すっぽり抜けてます。
今までまったく自覚がありませんでした。
ボードを使ったので、視線が動いた際に、意識もジャンプしたようです。

他にも、
「スカートが回転してる (@@;)」、「髪の毛、乱れてる、後ろはねてる!」、「早口」・・・(^^;))
そもそも、朝から「質問原稿、忘れてきた~~~~(;_;)!」と大失態。
なんとか開会までにプリントアウトして,、あっぷあぷしてましたもんね。

今回の大反省です。
そそっかしいのは、いくつになっても相変わらずです。
つける薬があったら、ご紹介くださいm(_ _)m
前回、口の中がからからになったけど、壇上で水を飲む勇気?がありませんでした。
今回は2度、口に含むことができました・・・ので、ひとつ成長!?
とにかく、無事・・・とは言えませんが、終わりました。
気を取り直して、来週の委員会準備、しなくっちゃ。

2011年09月21日

質問7

さらに、震災後の社会変化に伴う、経済戦略の追加を提言します。
例えば、農林水産業は、今こそ地産地消の意義をPRすべき時期ですし、環境浄化の産業として、被災地の塩害対策で活躍する福井のバイオ事業所も出てきています。震災で、物の流れも価値観も、大きく変化しています。

⑦現在の戦略に、震災後の経済戦略の追加が必要だと考えますが、知事のご認識を伺います。

現在の交付金などを投入し、したたかに、難局を乗り越えながら時代を切り開くことに、県民の英知を結集することです。福井には、不屈の精神があるはずです。

以上、郷土愛をもって、県民と共に十分な議論を尽くし、より良い福井の方向性が見出せる契機となることを祈念いたしまして、私の質問を終わります。

追加:知事答弁で、敦賀原発の原子炉近傍の破砕帯に関し、「浦底断層との連動はない」とする8月末の事業者の見解を紹介されました。それに対し、「東日本大震災の影響で、プレート応力が変わっている。事業者は『東西圧縮』前提で見解を出しているが、福井でも東日本大震災でプレートがはねた影響で、引っ張り応力がかかった可能性もある。再検討を。」という旨、再度述べさせていただきました。

質問6

さて昭和37 年の福井県議会議事録などによると、福井の原発誘致は「後進県の追放」が目的だと記されています。かつて地域を支えた繊維産業が衰退、ダムなどの電源開発とともに原発を誘致し、地域振興を図ったわけです。そして今日、原発は、嶺南で基幹産業となり、立地自治体に電源交付金などで財政的に貢献してきました。福井の「地域振興」に、原発が大きく寄与してきたことは否めません。

 しかし、時代の変遷はエネルギー産業とて例外ではありません。石炭産業に沸いた夕張市は破綻しました。原発の街「双葉町」も夕張同様、作った箱物の負担などで、2005年度には予算が組めないほどの赤字に転落、町長の報酬はゼロ、財政再建団体になったあげく、今回の原発事故に合い、多くのものを失いました。
賢者は歴史に学ぶと言います。福井は、これらの二の轍、三の轍を踏まないように、「過度な原発依存」を正す努力を、早急に始めるべきです。

まず、原発マネーに依存している自治体財政は、自立を考えると歳入減の不安という課題があります。ならばまず、福井県と人口規模や歳入、歳出規模が類似している「原発を有しないいくつかの県」の財政・産業・雇用の構造などを調査し、参考とすべき政策を検討すべきです。「核燃料税からの転換」も、迫られる課題のひとつかと思います。

⑥県職員・県民の総力を上げ、「過度な原発依存から脱却する」その方向性を見出すために、原発からの自立を目指した政策を検討するプロジェクト組織や研究会を立ち上げることを提案します。ご所見を伺います。

また今後もエネルギー供給県でと位置づけるなら、LNGの積極的な導入、潮力や波力・小水力など、再生可能エネルギー、あるいは既存の水力エネルギーの利水化など「エネルギー源の多角化」に、大きく踏み出すべきです。

質問5

使用済み核燃料の問題は、今から50年以上前に海外へ政府調査団を派遣した時からの課題です。当時のニューヨークタイムズに「廃棄物は利用するか、捨てるかである」と、今と同じことが書かれています。半世紀以上たって、いまだ再処理工場は稼働せず、「もんじゅ」前段の実験炉「常陽」は、現在、実験装置の衝突事故でにっちもさっちもいかなくなっています。莫大な予算を投入し続けて、この有様です。

明治時代、武士道精神を持った最後の日本人と称された世界的歴史家「朝河寛一」は、国難に際し、「今日、日本の要するところは実に反省力ある愛国心なり」と述べています。そして、「一時の国利と百年の国害とを見きわめ、国家と人類全体との関係に高明な考えをもつこと」と、戦争に向かう政府に反省を促しました。
被爆国であるにもかかわらず、人災で放射能汚染を起こし、子どもたちまで被曝させてしまった今こそ、その時です。これ以上、子どもたちに、危険や赤字、ツケを負わせてはだめです。

⑤核燃料サイクルの現状を考えれば、やめるべきです。知事は、このプロジェクトに、まだ国家的な未来があると思われますか?

質問4

合わせて、高経年化についてです。
世界の原発は、20年ほどで運転停止しているところが多数あります。
浜岡原発1・2号幾は30年ちょっとを経過して廃炉措置に入りました。
小浜市議会は、30年経過する原発を廃炉にするよう求めています。
事業者は、なんとか60年運停したい考えです。
野田首相は「耐用年数を過ぎた原発は順次廃止」と述べていますが、耐用年数のとらえ方も様々です。

(図8)これは、建設時、事業者が国に提出した敦賀原発原子炉設置許可申請の第21部会資料です。「耐用年数」を「経済的に20年」「技術的に30年以上、設計値40年」と書いています。
美浜原発の原子炉設置許可申請・第24部会の資料にも「40年ちかくの運転寿命」という文言があります。
40年は限界値だということです。周辺機器は新しいものに取り替えられますが、原子炉は替えられません。私は、当初の考え通り、40年を原発運転の歯止めとし、速やかに廃炉措置に移るべきと考えます。

廃炉費用は膨大で、除染・洗浄・配管切断・切除工事などで、多くの工事があり、物量は変わらないと浜岡原発で伺いました。浜岡は、廃炉期間を25年と見込んでいます。
福島原発では、敦賀のふげんにおける廃炉措置研究の成果が生かされているそうです。コストや環境負荷、作業の安全性を考慮したノウハウを蓄積させ、実績を上げることで、今後の巨大な世界の廃炉産業分野を、福井がリードできるチャンスが生まれ、新たな産業創造となるものです。

④ 国が期限を判断するのを待つまでもなく、福井の原発は40年までであると、国や事業者に強く申し入れるべきです。加えて、原発を最後の最後まで、国と事業者が責任を持って始末をつける確約・担保も取りつけるべきです。知事のご所見をお聞かせください。

質問3

地震の想定は、活断層をどう見るかで変わります。
(図4)今回のM9の超巨大地震の震源プレートは、これまで八つの地震発生領域に分けて考えられていました。ですから、30年以内に地震が起きる確率は、宮城県沖99%、福島県沖7%以下と違ったのです。
それが今回、三陸沖から茨城県沖まで、一気に南北450キロ、東西200キロに及び断層帯が破壊されました。こんなにも連動したのかと、関係者は驚きました。
 
平成16年の中越沖地震は、刈羽原発から北へ約9キロ離れた海底活断層が震源でした。長さは当初7キロと見積もられていましたが、実際にはその5倍以上の36kmでした。震源断層まで9キロ離れているにも関わらず、それが実は原発地下まで伸びており、2000ガルを超えるキラーパワーが発生しました。当時の甘利経済産業相は、「建設時、断層が過小評価だった」と認めています。

震源領域の活断層に関して、様々な観測を述べられています。議論が分かれるなら、危険性の高い方に見積もるべきです。危機管理は、最悪を想定して備えるものだからです。過少評価をしておいて、あとで「想定外」なんて、福井では言わせないでいただきたい。

(図5)たとえば敦賀原発の敷地を走る浦底断層ですが、現在、事業者はこれを18kmと想定しています。しかし、文科省の地震調査研究推進本部は、連続性を考えて、27kmの断層帯としています。さらに、関ヶ原・柳ヶ瀬断層帯に連られて動いたら、地震波動が重り、M7.5も想定されます。この辺の「同じ走行の断層」が連動することも考えられます。当然、想定値も大きく変わります。

(図6)大飯原発近くのFO-A断層も、FO-B断層、熊川断層と連動する可能性があります。断層は、地上から見えているだけではわかりません。あの福井地震でさえ、はっきりとした地表地震断層が見いだせない深部断層です。
また日本海には「隠岐舟状海盆」があります。東はしには1000m級のずれがあり、昔、若狭湾の津波を引き起こした震源である可能性があります。今後の調査が待たれます。

(図7)敦賀原発の下には多くの破砕帯がありますが、引っ張られてずれる正断層なので「動かない」と無視されています。しかしこういった正断層も、4月11日、福島の「湯の岳断層」を震源とする震度5強の余震によって、動くと分かりました。東日本大震災で、プレート応力も変化しています。この破砕帯も、浦底断層につられて動く可能性を否定できません。
建物の下に断層があると、地面がずれ、建物の土台ごと倒壊・破壊される危険性があります。若狭湾の原発は、近傍や真下に断層があります。
このことに、しっかりと向き合っていただきたい。地震に関し、考えられるだけすべて考えて、想定基準を高めるべきです。

③ 若狭湾の活断層に関し、原発の下の破砕帯も過小評価せず、正断層も無視せず、連動する可能性を最大限にとらえ、「想定基準」を見直すことを国に要望すべきです。知事のご所見を伺います。

質問2

さて、東日本大震災発生からすでに半年です。国はまだもたついています。
「ならば福井から発進すべし」という観点で述べます。

福井はこれまで、国の原子力政策に従い、それを推進、15基もの原発を受け入れました。当然これは、「原発による住民の被ばくや環境汚染はない」という前提のもとで、国もそう私たちに説明してきました。
しかし、平成18年、原子力安全委員会が決定した「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の中に、「想定外の地震が発生したら、原発は損傷し、大量の放射性物質が拡散され、周辺公衆に対して放射線被ばくが生じる危険がある」という「残余のリスク」が明記されました。「想定を超えたら『被ばく』の危険性がある」と、堂々と述べられたのです。そして、福島第一原発で、「想定外」の災害が起き、「被ばくや環境汚染」が現実に起きたのです。

振り返れば、宮城県沖地震で、限界地震637ガルの女川原発が、888ガルの揺れに見舞われました。
 能登半島地震では、490ガル想定の志賀原発が、711ガルの揺れに、新潟県中越沖地震では、834ガル想定の柏崎刈羽原発タービン建屋が2058ガルもの揺れに、襲われています。
 
こんなに想定外の地震が原発を襲ったにも関わらず、その想定・・・つまり、「安全基準」を見直さずにいた国や専門家に憤りさえ覚えます。
「想定外」という言葉を「免責」のキーワードにして、安全対策を切り捨ててきた専門家の罪は重い…私はそう考えます。

② ストレステストは「想定外にどれだけ耐えられるか」と、いうものです。それよりも、国がまずやることは、この甘かった「想定」を見直し、高めることです。そう強く国に要望すべきです。知事の認識をお聞かせください。
ちなみに国連も「事故の教訓は、想定が甘すぎたこと」と指摘。「世界の全原発について事故の想定を見直すべきだ」と報告書で述べています。

質問1

ご存知のように、地球はマントル対流によるプレート運動があり、日本列島の地下では複数のプレートがせめぎ合っています。地震が起こるのは自然現象です。地面は圧力でつぶれて、壊れたところが破砕帯です。
(図1)これは日本の主な活断層です。日本は常に東西から押され、若狭湾は活断層の巣です。

(図2)敦賀湾、伊勢湾、大阪湾を結んだ三角形の地帯は「近畿トライアングル」という日本最大の破砕帯です。真ん中が琵琶湖陥没帯、南は中央構造線、東は古くから“敦賀湾―伊勢湾構造線”と呼ばれる大断層です。これに平行して、根尾谷断層系があります。そこで1891年、マグニチュード8.0、死者約7200名の濃尾地震が起きました。内陸性の地震として我が国最大でした。これは、敦賀湾―伊勢湾構造線を含んだこの地域のどこかで、また大きな内陸性の地震が起こる可能性があることを暗示しています。

(図3)これは、西日本の過去の地震のグラフです。活動期と平穏期が繰り返されていますが、南海・東南海地震の前後数十年が、活動期です。これが福井地震で、これが阪神淡路大地震です。この間、西日本は地震の平穏期で大地震がなく、高度経済成長で高層ビルや地下鉄、原発などができ、かつてない地震リスクが高まりました。神戸の震災以降、また活動期に入り、いつどこで地震が起きても不思議ではありません。

① 県は「建築物耐震改修促進計画」を定め、民間住宅の耐震化を進めておられますが、さらなる促進のため、寝室補強などの簡易改修への助成や、「高齢者向け返済特例制度」など、費用の負担軽減策を提言いたします。計画の進捗状況とともに、ご所見をお伺いします。

2011年09月19日

今回の質問は

地震の話がメインです。
プレートテクトニクスの話から、近畿トライアングルという、敦賀湾~伊勢湾~大阪湾を結ぶ、日本最大の破砕帯、敦賀湾~伊勢湾構造線など、要は、マクロで考えれば、原発がとんでもないところにあるってことです。
若狭湾破砕帯の話は時間切れでできませんが、そもそも本州の形が弧を描いているその曲がり角で、本州の日本海側と太平洋側を最短で結んでいるという、東西から押されてできたのが若狭湾であり、琵琶湖です。
若狭湾の半島群は、南北方向のしわしわの表れとか・・・。

昭和37年、福井県に原発を・・・と、誘致に熱心だった川西町の地盤が悪く、代わりに敦賀半島に白羽の矢が立ちました。福井大学の塚野教授が、地盤調査をしていますが、当時は固い岩盤があるかどうか、原子炉の重さに耐えられるかどうかを調べたもののようです。
敦賀の地盤について、問題があることは分かっていたようで、当時の政治家の自叙伝には「どうやら地盤がよくないようで・・・敦賀に決まるかどうかは神のみぞ知る」と、不安がっておられます。それが一転、「敦賀に決まりました」と国から言われ、大喜びしています。
また、原子炉設置許可申請書の中には、原子炉は破砕帯を避けて設置する旨の記述があります。
当時から、敷地内の破砕帯は認識されていた証拠です。

県内図書館、国会図書館など、ずいぶん調査に歩きました。
原発誘致のくだりは非常に興味深く、当時の政治家たちが強引に進めていった様子がわかります。
また、国が原発に走る様子は、もしかしたら福井以上に強引だったかも・・・。
かの湯川秀樹博士が、1年で原子力委員を辞任されています。
国産の技術開発をすべきだと主張されたにもかかわらず、正力委員長がアメリカと取引しようとしてもめています。(1月4日第一回の会議を行い、7日には正力委員長が暴走、ほかの委員が反発しました)
当時の新聞も、興味深く読みました。

ずいぶん調査しましたが、一般質問は15分間です。
割愛に割愛を重ねて、ごく一部しか話せませんが、精一杯がんばります。
今度はお話、通じるかしら・・・!?

2011年09月15日

9月議会スタート

9月議会がスタートしました。
6月議会が2ヶ月前に終了してから、議会報告のチラシつくりや報告会開催、研修や調査活動など、時間があっという間に過ぎた気がします。この間、国会図書館に4回通いました。
昨日は資料の念押しに上京、帰りの電車で草案です。

前回は初めての県議会だったので、様子というか、塩梅というか・・・一つ一つの会議の位置づけを探りながらでしたが、今回はどの場面で何をどの程度問うか、見通しを持って臨めます。
一人でやっていくためには、ぶつかっていくしかありません。
加減を間違えると野次が飛ぶ・・・(;_;)
とってもめげるけど、・・・復活力はあります。
復活後のほうが、もしかしたら強いかも(^^;))

同僚議員はとっても個性的です。
始めは威圧的にも感じましたが、個性がわかると、議論を聞いていても面白く感じます。
(水面下のことはわかりません。興味もわきません)

6月議会では、一生懸命質問したのですが、回答に齟齬を感じました。
「聞いていることの答えになっていません。」とか「意味不明です。」とか・・・聞こうかな!?
その場をやり過ごす言葉のテクニックだと感じると・・・燃えますp(*-_-*)
誠実に答えていただけると・・・「はい分かりました。」とけっこうあっさり折れると思うのですが・・・。

そういえば、越前市議会でも始めそう感じることがありましたが、一問一答形式だったことと、議会活性化に全員で取り組んだおかげで、改善が図られたと思っています。
県議会もそうなるよう、努力します。

2度目の議会。6月の反省を踏まえて、・・・しっかりがんばらねば!!

2011年09月09日

ロック イン 一乗谷

ソフトバンクのCM「白戸家の人々シリーズ」の新作では、一乗谷でのひと夏の思い出?締めくくり?に、白戸家がロックコンサートを行っています。
いつも楽しくこのCMシリーズを拝見していますが、今回はびっくり!感激です。

理由は、平成16年の福井豪雨災害の思い出にあります。当時、県教委よりの依頼で一乗谷朝倉氏遺跡の復旧活動を行いました。今立のボラセンを終了させて、2つ目のボラセン設置、8月の灼熱と砂埃との戦いは体力・気力とも限界。うちから現場までの30~40分の移動では、自分を鼓舞するために車の中でひたすら繰り返し聞いたのが、まさにこの白戸家の人々が歌っている曲だったのです。
クイーンの「We Will Rock You」!
http://mb.softbank.jp/mb/special/SHIRATOJIRO/?cid=fncm_rksl_1jod_stlw20110901a#episode6

私にとって、この曲は「一乗谷の曲」なのです。
偶然とはいえ、感動。
懐かしさいっぱいです。

福井県原子力環境安全管理協議会③

福島第一原子力発電所事故に係る対応状況について

細川
・6月21日の全員協議会において、配管が地震で大丈夫であったか質問したが、質問に対する答えがない。
・資料には、2、4号機の原子炉建屋が大丈夫であったので地震の影響はないと記述されているが、1、3号機の状況が分からないのに大丈夫というのはいかがかと思う。
・地震バックチェックに関しても、若狭湾には甫底断層や白木断層など、直下型の断層があり、直下型の地震の場合は1000、2000ガルを超える値も出ているため、現在の想定で本当に良いかということを真剣に検討してほしい。
・福井地震の時にもあったように活断層の上であれば共揺れではなく、様々な方向へ力が働くので心配である。
原子力安全・保安院 
・保安院の信頼性については、資料にあるように、エネルギー政策を司る経済産業省の中に安全規制を所轄する原子力安全・保安院があるという状況であり、例えば海江田大臣が安全宣言をされるときにこれが推進と規制のどちらの面での発言かわからないという声があった。
・IAEA報告書の中にもあるように、保安院を経済産業省から分離をさせて独立性を確保するという話があり、これは行政体制の信頼性を確保するための対策として進んでいるものである。
・現状では、総理大臣から指示があった際に、保安院だけでなく、原子力安全委員会がダブルチェックするというのが法律上の最高の枠組みとなっており、その中で科学的合理性のある説明をしていくしかないと考えている。
・耐震性については、資料にあるように、耐震バックチェックについてもこれまで評価をしてやってきている。
・平成18年の9月に耐震指針が改定され、活断層の評価が5万年前から13万年前になるなど、いくつかの点が強化された。
・若狭地域については、保安院が地質調査を含めて、活断層調査を2年間にわたって自ら実施し、その結果、断層長さが従来見積もっていた長さよりも伸びた活断層があり、連動して動かないと見積もられていた断層ついて連動した場合についても評価することになった断層もある。
・もんじゅについては、審査が終了しており、検討すべき地震が5つのうち甲楽城断層の60㎞の断層が連動して動いた場合マグニチュード7.8で最も大きいが、もんじゅはこれにも耐えられるように耐震補強し、津波も防護壁を作るという対応になった。
・若狭地域の他の発電所についても同様にやってきており、敦賀発電所であれば基準地震動が当初650ガルだったのが、審議の過程で800ガルまで最終的に高まった。
・高経年化については。高経年化技術評価は運転開始30年目から始まり、これまでやっている保守管理に追加すべきものがないかということで、今後10年間の保全策を作るというものである。
・評価の際、ある一定の期間を想定して経年劣化を想定する必要があるため、国の方で60年を一つの目安として評価するように言っているが、これは国として事業者に60年の使用を認めるものではない。
・30年目であれば30年から40年までの10年間追加的な保全策をすれば、今後10年間は安全性を確保できるということを保安院として確認したという意味である。

福井県原子力環境安全管理協議会②

美浜発電所2号機の高経年化技術評価と長期保守管理方針について

細川
・緊急冷却をするときの水の温度は何度ぐらいか。
関西電力
・事故時に容器内へ注入される水の水源は屋外であり、温めているわけでもないため、大気と同じ温度である。
細川
・美浜の今の脆性遷移温度は何度になるのか。
関西電力
・60年相当のところで83度、現時点では76度である。
細川
・脆性遷移温度と緊急冷却時の水の温度を比較すると水の方が低いが、脆性遷移温度よりも低い温度の水を炉の中に入れると炉は割れやすい状況になると考えてよいか。
関西電力
・もちろんそういうことになるため、現在詳細な評価を行っている。
細川
・原子炉の圧力を保とうと考えると、緊急冷却の際には常温の水をかけるよりも80℃くらいのお湯をかけた方が良いということか。
関西電力
・その方が熱衝撃の影響は少ない。
細川
・福島1号機は脆性遷移温度が多分高く、緊急冷却水が原子炉に入ったとき、1号機はどうであったか、地震の影響はどうであったかということがずっと気になっている。
・特に、地震の影響に関しては県からも伺っているので、国は是非答えていただきたい。
・美浜発電所に関して、炉内の照射試験片を定期的に取り出し、中性子照射脆化について調べているとのことだが、あとどれくらい残っているのか。
関西電力
・美浜2号機の場合は試験片が6個あり、現在は4個取り出している。
・4回目に取り出した試験片は、おおよそ60年間の中性子照射を受けた見積もりとなる。
細川
・試験片の取り出す周期は決まっているのか。
関西電力
・試験片の取り出しの基本的な考え方は規格で定められており、最初は運転開始してすぐに取り出し、その後は運転期間が10年相当、20年相当の段階で、試験片取り出しを行っている。

福井県原子力環境安全管理協議会①

7月27日開催の福井県原子力環境安全管理協議会議事録です。
http://www.atom.pref.fukui.jp/ankan/175/giji.pdf

【細川分】
(4)高速増殖炉「もんじゅ」の現況について

細川
・ネジ部が原因であったということだが、これを設計したのはメーカーなのか。また、今回の引き抜きの装置などを設計したのもメーカーなのか。
原子力機構
・落下の原因となったネジ部の設計、製作、保守点検は国内のメーカーが実施している。
・今回引き抜きのための治具の製作および引き抜き作業も、同じメーカーで行っている。
細川
・日本原子力機構としては、設計にどのように関わっているのか。全てメーカーに任せているのか。
原子力機構
・県の指導もあり、外部の研究者で構成する炉内中継装置等検討委員会を設置し、第三者的評価をもらっている。
・その委員会で、今回のトラブルの本質な原因も検討いただいており、その結果を踏まえて水平展開をやることになっており、メーカーと原子力機構だけでやっているわけではない。
細川
・以前に発生したナトリウム漏れ事故も、温度計の設計の問題で、その設計をしたのもメーカーだった記憶がある。
・プラントの設計等に関して、原子力機構はどの用に関わっているのか。事故が起こると、結局メーカーの設計が悪かったということになるのか。
原子力機構
・性能保証一括でメーカーに全て任せることは、原子力機構としても反省している。
・炉内中継装置であればネジ1つ、温度計であれば加工の仕方、形状1つで大きな事故につながるので、今回の事故や温度計の反省を踏まえて、設計・品質・リスク管理を含め、水平展開をきめ細かくやっている。
・昨年来、基本的なトラブルがあったが、我々自身が技術力を上げ、しっかりと管理していく必要がある。全て任せるというやり方は良くないと思っており、今回の指摘については非常に重く受け止めている。
細川
・よく考えていることは理解したが、プラント自体は既にできており、部品もかなり多いので、メーカーに任せていたことをもう一度チェックするというのは難しいと思うがいかがか。
原子力機構
・今回、炉内中継装置が落下したので、燃料取り扱いに関するシステムに水平展開をかける。
・出来る限りの範囲をやりたいと思っているが、優先順位があるので重要部品から順にやっていく。

2011年09月08日

全国災害ボランティア議員連盟

事務局を預かっている、地方議員・国会議員の議連です。
2009年に設立しました。
会長に長島忠美衆議院議員、副会長に村井宗明衆議院議員、泉ケンタ衆議院議員。
災害時は挙国一致で乗り切るべしとの意図で、超党派で作りました。役員人事も偏りないよう配慮しています。

このほど副会長の村井議員(民主党)が、衆議院災害対策特別委員会委員長に内定されたようです。
また、会長の長島議員は自民党のシャドウキャビネット防災担当大臣です。
泉ケンタ議員は、元災害ボランティア担当の政務官、5月に会員になっていただいた辻元清美議員は、現在災害ボランティアを担当されています。
心強い限りです。

今年の3月15日に行いました臨時会で、「超党派で災害対応していただきたい」と要望させていただいたわけですが、議連の活動そのものが、与野党の懸け橋になりますよう望みますし、そうなるように事務局として、尽力していきたいと思います。

台風12号災害において、中山間地域の避難判断や情報伝達に困難を極めた旨、報道されています。
これは、平成16年に福井豪雨災害でも台風23号災害でも課題だったことです。
これ以上、同じことを繰り返さない対策を、早々にお願いさせていただきました。
安心安全のために、私の立場でできる限りのことをやっていく所存です。

2011年09月06日

第175回福井県原子力環境安全管理協議会より③

福島第一原子力発電所事故に係る対応状況について

細川
・6月21日の全員協議会において、配管が地震で大丈夫であったか質問したが、質問に対する答えがない。
・資料には、2、4号機の原子炉建屋が大丈夫であったので地震の影響はないと記述されているが、1、3号機の状況が分からないのに大丈夫というのはいかがかと思う。
・地震バックチェックに関しても、若狭湾には甫底断層や白木断層など、直下型の断層があり、直下型の地震の場合は1000、2000ガルを超える値も出ているため、現在の想定で本当に良いかということを真剣に検討してほしい。
・福井地震の時にもあったように活断層の上であれば共揺れではなく、様々な方向へ力が働くので心配である。

原子力安全・保安院 森下 地域原子力安全統括管理官
・保安院の信頼性については、資料にあるように、エネルギー政策を司る経済産業省の中に安全規制を所轄する原子力安全・保安院があるという状況であり、例えば海江田大臣が安全宣言をされるときにこれが推進と規制のどちらの面での発言かわからないという声があった。
・IAEA報告書の中にもあるように、保安院を経済産業省から分離をさせて独立性を確保するという話があり、これは行政体制の信頼性を確保するための対策として進んでいるものである。
・現状では、総理大臣から指示があった際に、保安院だけでなく、原子力安全委員会がダブルチェックするというのが法律上の最高の枠組みとなっており、その中で科学的合理性のある説明をしていくしかないと考えている。
・耐震性については、資料にあるように、耐震バックチェックについてもこれまで評価をしてやってきている。
・平成18年の9月に耐震指針が改定され、活断層の評価が5万年前から13万年前になるなど、いくつかの点が強化された。
・若狭地域については、保安院が地質調査を含めて、活断層調査を2年間にわたって自ら実施し、その結果、断層長さが従来見積もっていた長さよりも伸びた活断層があり、連動して動かないと見積もられていた断層ついて連動した場合についても評価することになった断層もある。
・もんじゅについては、審査が終了しており、検討すべき地震が5つのうち甲楽城断層の60㎞の断層が連動して動いた場合マグニチュード7.8で最も大きいが、もんじゅはこれにも耐えられるように耐震補強し、津波も防護壁を作るという対応になった。
・若狭地域の他の発電所についても同様にやってきており、敦賀発電所であれば基準地震動が当初650ガルだったのが、審議の過程で800ガルまで最終的に高まった。
・高経年化については。高経年化技術評価は運転開始30年目から始まり、これまでやっている保守管理に追加すべきものがないかということで、今後10年間の保全策を作るというものである。
・評価の際、ある一定の期間を想定して経年劣化を想定する必要があるため、国の方で60年を一つの目安として評価するように言っているが、これは国として事業者に60年の使用を認めるものではない。
・30年目であれば30年から40年までの10年間追加的な保全策をすれば、今後10年間は安全性を確保できるということを保安院として確認したという意味である。

第175回福井県原子力環境安全管理協議会より②

高経年化技術評価と長期保守管理方針について

細川
・緊急冷却をするときの水の温度は何度ぐらいか。
関西電力
・事故時に容器内へ注入される水の水源は屋外であり、温めているわけでもないため、大気と同じ温度である。
細川
・美浜の今の脆性遷移温度は何度になるのか。
関西電力
・60年相当のところで83度、現時点では76度である。
細川
・脆性遷移温度と緊急冷却時の水の温度を比較すると水の方が低いが、脆性遷移温度よりも低い温度の水を炉の中に入れると炉は割れやすい状況になると考えてよいか。
関西電力
・もちろんそういうことになるため、現在詳細な評価を行っている。
細川
・原子炉の圧力を保とうと考えると、緊急冷却の際には常温の水をかけるよりも80℃くらいのお湯をかけた方が良いということか。
関西電力
・その方が熱衝撃の影響は少ない。
細川
・福島1号機は脆性遷移温度が多分高く、緊急冷却水が原子炉に入ったとき、1号機はどうであったか、地震の影響はどうであったかということがずっと気になっている。
・特に、地震の影響に関しては県からも伺っているので、国は是非答えていただきたい。
・美浜発電所に関して、炉内の照射試験片を定期的に取り出し、中性子照射脆化について調べているとのことだが、あとどれくらい残っているのか。
関西電力
・美浜2号機の場合は試験片が6個あり、現在は4個取り出している。
・4回目に取り出した試験片は、おおよそ60年間の中性子照射を受けた見積もりとなる。
細川
・試験片の取り出す周期は決まっているのか。
関西電力
・試験片の取り出しの基本的な考え方は規格で定められており、最初は運転開始してすぐに取り出し、その後は運転期間が10年相当、20年相当の段階で、試験片取り出しを行っている。

第175回福井県原子力環境安全管理協議会より①

高速増殖炉「もんじゅ」の現況について

細川
・(中継装置の事故は)ネジ部が原因であったということだが、これを設計したのはメーカーなのか。また、今回の引き抜きの装置などを設計したのもメーカーなのか。
原子力機構 
・落下の原因となったネジ部の設計、製作、保守点検は国内のメーカーが実施している。
・今回引き抜きのための治具の製作および引き抜き作業も、同じメーカーで行っている。
細川
・日本原子力機構としては、設計にどのように関わっているのか。全てメーカーに任せているのか。
原子力機構
・県の指導もあり、外部の研究者で構成する炉内中継装置等検討委員会を設置し、第三者的評価をもらっているその委員会で、今回のトラブルの本質な原因も検討いただいており、その結果を踏まえて水平展開をやることになっており、メーカーと原子力機構だけでやっているわけではない。
細川
・以前に発生したナトリウム漏れ事故も、温度計の設計の問題で、その設計をしたのもメーカーだった記憶がある。プラントの設計等に関して、原子力機構はどの用に関わっているのか。事故が起こると、結局メーカーの設計が悪かったということになるのか。
原子力機構
・性能保証一括でメーカーに全て任せることは、原子力機構としても反省している。
・炉内中継装置であればネジ1つ、温度計であれば加工の仕方、形状1つで大きな事故につながるので、今回の事故や温度計の反省を踏まえて、設計・品質・リスク管理を含め、水平展開をきめ細かくやっている。
・昨年来、基本的なトラブルがあったが、我々自身が技術力を上げ、しっかりと管理していく必要がある。全て任せるというやり方は良くないと思っており、今回の指摘については非常に重く受け止めている。
細川
・よく考えていることは理解したが、プラント自体は既にできており、部品もかなり多いので、メーカーに任せていたことをもう一度チェックするというのは難しいと思うがいかがか。
原子力機構
・今回、炉内中継装置が落下したので、燃料取り扱いに関するシステムに水平展開をかける。
・出来る限りの範囲をやりたいと思っているが、優先順位があるので重要部品から順にやっていく。

原発事故と県内原発に関するこれまでの会議録③(回答)

○原子力安全・保安院審議官  まず、1点目のベントの問題である。私ども、今回の事象を受けて、本来であればもっと早く指導すべきというお叱りを受けるかもしれないが、それを踏まえて、ベントの設置を敦賀1号機に指示したところである。敦賀1号機は、長期停止中であるので、ベントを付けずに動かしていいということではない。
 また、今即答はできないのだが、NRCから1989年にベントの改善が出されたことに対して、なぜ敦賀発電所はそれを対応していなかったのかという点である。実は、これはシビアアクシデント全体について言えることなのだが、国においては、安全規制にしっかり入れていなかった。事業者が実施しているものを自主保安として確認を行うというような形をとってあった。これは、安全規制でしいかり見る必要があるということから、今回お渡ししたA3の資料にも書いてあるが、アクシデントマネジメントシステムをしっかり国の責任で、規制としてみるということに変えていきたいというふうに対応していく。
 それから、1号機から3号機の問題について、明確に示す必要があるのではないか。2、4号機しか今回の耐震、オート解析の結果が出ていないということである。これは、1、3号機も出来るだけ早めにして、情報を公開し対応していきたいと思っているが、今お話のあった点、1号機については11日の夜には放射線量が高くなって近づけなかったいう報道があるわけである。これは、私ども既に公表しているけれども、11日の夜、先ほど見ていただいた6時間たったところで水がなくなったというふうにご説明させていただいた。6時間ぐらいたったところで水がなくなって、燃料の破損が始まって、夕方から夜にかけて、燃料溶融が始まっているという状況である。このような状況で、放射線のレベルが非常に高くなってきているということであったろうと思っている。また、3号機については、これは検証が必要だと思っているが、70気圧から10気圧に気圧が6時間半で下がったということが報道されたわけである。6メガパスカルも下がったわけであるが、それが6時間半かけて下がっているということから、私ども、それは配管破断ということではないというふうには思っているところである。ただ、これはなぜ、それだけ圧力が下がったのかしっかり確認する必要があると思っており、計測計のミスなのかどういうことなのか、可能な範囲内で確認していきたいと思っている。私ども、耐震安全設計については、当然、基準地震動を超えるものがあったわけだから、それについては確認は必要だと思っており、今後、中長期的な対策の中で根本的な見直しをして、改善を講ずるべき点があれば講ずる必要があるというふうにしているところである。
 一方で、今回の事象の進展には、3号機の高圧注水計による炉心の圧力が7から1メガパスカルに落ちたということが大きく影響しているとは考えていない。これは、炉心の中には必要な水がその際ずっと入っていたというデータもあるので、私どもとしては、そういうふうに判断しているところである。但し、原因については、引き続き調査を行っていくということである。
 それから、申し訳ないが、甫底断層の放水官の付け替えについては、不勉強で今お答えできない。
 4点目のシビアアクシデント対策である。
 シビアアクシデント対策については、ご指摘のように、情報をしっかり開示して対応していくということが重要である。特にお話のあった、どこに向かって逃げればいいかという話である。これは、反省すべき点、多々あると思っており、そのSPEEDIの情報の提供がなされなかったということである。いつ、どの時点から放射性物質が放出されているのか、どのくらいの量なのかということが分からなかったがために、相当の試計算はいろいろやってみたけれども、それを福島県民には提供することができなかったということがある。放出源がいつ、どの時点から、どのくらいの放射性物質が出るのかわからないということは十分にあり得る話だと思うので、即答はできないけれども、いろんな試計算を提示して、基本は風下の方向を避けて逃げるということであるので、そういう環境放射能準則に予測するシステムであるSPEEDIのデータを提示しながら、避難される方向についても助言等ができるよう、今後の具体的な防災対策や防災訓練を進める中で、実効性のある形に持っていくべきだと考えている。

○細川  ベント、配管、放水官、シビアアクシデントに対する非難を安全に誘導できるだけの情報の出し方というのか、どの質問についても調査しなきゃいけないとか、答えを持ち合わせていないというような状況らしいので、今のその状況の中で、安全を確認したと言われるのは、理解ができない。

原発事故と県内原発に関するこれまでの会議録②(細川分)

6月21日 全員協議会:6月定例議会初日の前日、経産省・保安院から、原発の安全性と再稼動に関しての説明

【細川質疑】
ベントについて先程説明資料の中ではさらっと言われたけれども、日本原電の敦賀原発の1号機、マーク1という福島と同じBWRに関して(伺う)、アメリカのNRCから1989年にベントをつけるよう改善勧告がされて、福島原発はベント弁をつけてあったから、今回、ベントが何回かされた。ところが、日本原電1号機は、同じマーク1でありながら、(その時の改善勧告に応じなかったのだろう)今現在、格納容器の圧を逃がすベントがない。これは非常に大きな問題だと思っている。今回、ベントがない今の状態だと知ったうえで「安全」だと判断されているのがどうか。
ベントに関して、最近、「何度も『ベント失敗』して福島の原発の事故の時苦労した」というような報道がなされている。アメリカのNRCでは、設計に問題があったということで、1989年改善勧告をし、アメリカではマークワンのプラントにはベントを付けた。(プラントを設計したGE社のホームページによると)福島に関しては、アメリカでは設計したけれども、日本のベントは自分達が設計しているわけではないというような何か言い訳めいたようなものがホームページに出された。つまり、そのベントの設計というもの自体の安全性に関しても、今議論が始まったばかりの状態であるというところである。そういう状況で、敦賀原発1号機は「ベントに関する問題」がありながら安全だと言われるのはどうかと思う。
2. 配管についてである。この資料では配管に対して地震で問題なかったというようなことをおっしゃるが、今、2機、4号機に関しては問題がなかったというデータが出ているけれども、1号機、3号機に関しては、報道等によると、地震の後、配管から漏れがあって作業員が逃げ出すというような証言が出ている。今、事業者から「2号機と4号機だけ大丈夫だった」から、「配管は地震で何ともなかったよ」と言われたって納得できるものではない。今、1号機、3号機の配管がどうだったかわからない状況の中で、安全が確認されたと言われると、逆に不安になってしまう。どのような判断で安全とされたのか。
 また、同じく「日立」が、その配管の計算式を28年間間違っていたというようなことも出てきている。保安院のほうで、過去にはそのあたりを直すようにというような勧告もされているとある。やはり配管についての不安というのは付きまとう。
実際今、敦賀発電所の2号機では4月にあった、配管で放射能の漏れた事故、配管に33カ所の穴が開いていたという状況である。高経年化によるプラントに対する問題点がないのかというようなこと。これは知事がおっしゃるように、地震によってどうだったのか、高経年化によってどうなのかというような、この疑問を払拭するようなお答えは今得られてないと思っている。
 同じく、プラント個々の問題だけれども、敦賀の1号機、2号機の横に、浦底の活断層が走っている。放水管がこの活断層の上を横切っているということも週刊誌で報道された。だから、今、放水官を、活断層を横切らない形で付け替え工事をされている。これも大きな問題だと思われる。
こういった個々のプラントの安全性に対する問題を今回お示しではなかったから、逆に私は不安である。
 もうひとつ。シビアアクシデント対策がいろいろあった。私たちは地方自治体において、
・県民の皆さんの生命と財産を守る。
・確実に安全に避難をする。
というような計画をこれから立てていかなくてはならない。まず情報開示である。今回事故が起きた福島において、どれだけの線量が放出されたとか、あるいは、どこに向かって流れたとか、そういった情報が住民のほうには届かなかったから、避難に対する混乱があった。私たちは計画を立てる上で、そういった福島の県民の被災された皆さんが、混乱した中避難されることがないように計画を立てていかなくてはならないわけであるが、国からどのように私どものほうにそういった情報が来るのか。 福島の県議会では、情報が来ただけではよくわからない、きちんと評価をして、安全に誘導できるような情報がほしいということを要望していると思う。そのあたりに対してお答えをいただきたい。
地震に対するバックチェックも同じである。活断層の問題が大きいので、このあたりをもっと真剣に精査していただきたいと思う。

原発事故と県内原発に関するこれまでの会議録①(細川分)

5月11日 県議会全員協議会:保安院・県内各電力事業所による説明

【細川質疑】
1. 県は、「もんじゅ」3月23日、炉内中継装置の早期復旧というものを要請しているが、急ぐ、急がないというより、「安全な復旧」を要望した方がいいのでないか。
2. プルトニウム、セシウムが検出されたというところに関して、抽象的な表現だとよくわからない。「通常、過去の大気圏内核実験、今回」を、数値で教えてほしい。
3. 事故対策では、汚染された水とか汚染された空気を結局は大気中に逃がす、あるいは海水中に放水するということなのか。
4. 周辺機器の対策で、配管の強度というのはどうなのか。例えば「もんじゅ」の配管は、特にややこしいく、赤とか黄色のところは液体ナトリウムだと思うが、この辺りの配管の強度に関しては、何か考えているのかどうか。それとも、最初から配管は損傷しないという想定なのか。
5. オール電化は是なのか非なのか。電力会社は利潤を求めるということで、これまでもオール電化をいうものを営業されてきたと思うが、これからの電力事情で電気をどんどん使っていって、いいのか。

【回答】
○県安全環境部長  「もんじゅ」について早期の復旧が、安全の方がいいのでないかという指摘をもらったが、「もんじゅ」については承知のように炉内中継装置が故障していて、現時点では、例えば地震があっても何かあっても燃料を引き抜けないという事態であるので、これを早く正常の状態に戻すことが必要。これが、イコール安全と考えているので、了解していただきたいと思う。

○原子力安全・保安院原子力発電検査課長  先程のプルトニウムの関係であるが、プルトニウムは人工物であり、通常自然界にはないが、過去の原水爆実験などにより自然界に一定の、極めて薄い濃度であるが、プルトニウムが存在している。その濃度と比べてどうかということで評価している。
 現在大気中にある、これをフォールアウトと呼んでいるが、その濃度が平均値で1キログラムあたり0.49ベクレル程度の濃度、これが通常値である。それに対して今回、福島第一で検出された数値が、0.21ベクレルであるので、0.49とオーダー的には似たようなオーダーである。フォールアウト、昔、原水爆で行われ、プルトニウムが自然界に漂っている濃度の半分以下の濃度であるので、そういう範囲内に収まっていると理解いただければと考えている。
 それから、汚染された空気、水についての対処法である。福島第一のタービン建屋においては、比較的濃度の高い汚染水が出てきた。これをそのまま出すことは当然できないので、現在これは集中廃棄物処理施設のところに、まず、これを一旦ため込み、最終的にはタンクなどに移送して、さらにこれを浄化するというか、最終的には濃縮をさせて、きれいな水と放射性を帯びた物質とを分離する。
 なぜそういうことをするかというと、現在、冷却するために水を一方的に原子炉の中に入れているので、そうするとその水が全部蒸発すればいいが、蒸発しない水は一部また出てくる。従って、一方向でやると、どんどんその水がたまることになるので、この水を循環させようということを考えている。そのためには高濃度のものを、そのままもう一度原子炉に戻すわけにいかないので、これの濃度を下げるために濃縮装置などを今後設置して、そして一定程度濃度を下げたものを、再度、原子炉の中に戻して循環利用する。こういう形で、外部に高濃度のものが出ていかないような対策をする。
 もちろん濃縮というか、フィルターのような形で取っていくわけであるが、それを最終的にどう処分するかというのはまだ決まっていないが、適正に処分をしていくという形のものを、今後考えていくという考え方であろうかと考えている。

○日本原子力研究開発機構敦賀本部長  「もんじゅ」の配管の強度設計であるが、「もんじゅ」は軽水炉と違い、高い内圧を持たず、耐震設計が極めて重要な外荷重になる「もんじゅ」の耐震設計については、新しい耐震設計審査指針に基づき見直しをしている。
 当初設計の申請段階では、466ガルということで設計をしてきたが、新しい耐震の審査指針に基づき見直しを終わっている。周辺の断層、海中の断層等も十分考慮して、現在では760ガルの外力に対して十分な強度があるかというチェックが終わっており、そのような観点から「もんじゅ」の赤い系統、黄色い系統、ここはナトリウムの系統であるが、十分な耐震強度を持っているものと考えている。