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2011年03月31日

明日告示

7月末に市会議員の任期を終えてから8か月・・・いよいよ明日は統一地方選挙の告示日です。
すさまじい障害物競争を行ってきた、長くて短い日々でした。そしていよいよラストステージです。
かの「SASUKE」のレースのようなもので、進めば進む程に厳しい障害が立ちはだかります。
噂に聞いていたとおり、怪文書や怪手紙?もありました。
(よくぞ真っ赤な嘘を書く・・・さすが怪文書(・・;))
支持者の方々への圧力もありました。
「まだまだいろんなことあるぞ~!」と、周りにはひやかされます。
そして、そんな厳しい中でも、私のために手をあげて応援してくださった方々には、ただただ感謝です。

私の陣営は、超個性派ぞろいです。
私にはないものを、みなさんたくさんお持ちです。それがとっても面白く、そもそも素人の集まりなので、失敗しては修正し、時にはぶつかり、時にはとんでもないパワーを発揮し・・・そして皆で、ここまでなんとかたどり着くことができました。
おかげさまで明日の告示を前にして、草の根部隊は燃えています。
共に闘う方々に対する責任もしょって、私は精いっぱいやるのみ。

まったくのゼロからの出発で、強い現職の方々がおられ、自分は地盤もカバンも看板もなく、それでも戦おうと決心したのは、とにもかくにも「子どもたちの未来のため」です。
今のままでは、胸を張って『明日の福井を頼みます』と、子供たちに託せる社会ではないと思っています。めどをつけるべきこと、メスを入れて正すべきことがまだまだたくさんあるからです。
また、大震災や原発事故を受けて、危機管理体制の再構築という大きな課題も突きつけられています。
このままではいけない。

平成16年の福井豪雨以来、ともかく突っ走ってまいりました。あとしばらくですが全力で戦って、10日には、「細川、もういい。休め。」と言われるのか、「まだまだ足りない、働け。」と言われるのか、皆様のお声を静かに待ちます。

いよいよ明日が、告示です。

2011年03月16日

事務所より

帰省し、後援会事務所に復帰しました。
発災後、県のボランティア活動のアウトラインを引き、昨日は議連で国としてのアウトラインを提言し、その間にある各種お問い合わせに対応し・・・てんてこ舞いです。
「ふくい災害ボランティアネット」の理事長として、県のセンター連絡会の一員として・・・そして、議連の事務局長としての責務をとりあえず果たしたというところです。
災害と選挙、身を引き裂かれる思いで動いておりますが、国と県のアウトラインは示したという事で一区切り。県には着実に実行していただいています。

それから、うちのNPO団体の強みは、東角前理事長(現在代表)が現職県議であるというところにもあります。
そのおかげで民間の意見を反映させやすく、それは、県にとっても的確で素早い判断や対応ができるのです。
しかし、東角さんの任期もあとわずか。
災害時の名将が県議でいた事は、希有でありがたい事でした。
防災面で、力はとても及ばないにしても、なんとかその後を継げるように、この後4月10日まで、統一地方選もがんばります。
支援者の方に「県議になって、その力を存分に発揮してもらいたい」とのお言葉を頂きました。
この道の選択は、福井豪雨時に多くのボランティアの方々のお力を頂いたことに対するご恩返しの、私なりの形でもあります。
しっかりと頑張りたいと思います。

全国災害ボランティア議員連盟で提言

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上京しました。
午前中、議員会館の長島衆議院議員の事務所で議員連盟の緊急役員会議を行いました。
今回の大災害の災害ボランティア活動に関して、話し合いました。
自民党の長島議員(会長)は、情報を与党担当議員に伝えたけれど回答がない旨おっしゃっていましたが、その後民主党の村井議員(副会長)が加わり、議連で情報共有し力を合わせるということを確認。
また、前日に行われたNPOやNGOとの意見交換会?の様子も加味した上で、この未曾有の大災害での災害ボランティア活動のあり方、戦略に関して話し合いました。
その結果を大急ぎでパワーポイントにまとめ(写真:長島さんの机で仕事しています)、午後4時半より国会議員・議員秘書等数十人で議連会議。(国会議員全室にポスティング、その日のうちのことなのに、大勢参加していただきました。)
議連会議は5時半終了、帰宅しました。
(静岡で地震があったのですね、新幹線が止まる前に通過していたので帰宅できました。)

提言は「①協働のあり方、②プラットホームについて、③ブロックごとの支援」が柱です。
特に③は、支援もれ、支援格差を極力なくすというスタンスでの戦略です。
まとめたパワポのデータを、与党の担当議員はじめ何人かの方々が持ち帰りました。お役に立てれば本望。
このあとは文章化して政府に提出となります。
提言内容は、いずれも、タイミングを逃すことのないように、スピーディーに実行されることを願っています。
また、議連は超党派で作りました。
大同団結のためです。有事です。
そのことを確認して議連終了。
疲れました。大仕事でした。

2011年03月14日

支援物資の考え方と送る側の注意点

支援物資についてノウハウを記載させていただきます。
*但し、まだ現地の受け入れ先が整っていないので送るのは待ってください。
 送れるようになったらなるべくご紹介します。

1.支援物資:被災者のニーズに合ったものを送る。
  得てしてこんなものが必要だろうとか、マスコミでこんなものが不足しているとい
  う情報に基づき送り側が判断してしまいがちですが、実際送ると迷惑になる物が多
い場合があります。支援物資が災害後にゴミの山となるケースがよくあります。
また、梱包の仕方や勝手に被災地の状況も把握せず送る場合が生じて、現地が混乱
することや現地での手間がかかる場合が多くあります。善意の押しつけにならない
ように気を付けてください。
また、災害ボランティアの望ましい姿は、物資や活動共に集めて・選別・一括(大
量の量)配送・現地拠点基地への運び込み・仕訳・現地での配送を一気通貫で行え
る体制を作って臨むことが理想です。
2.支援物資
 (1)募集・収集 上記の考え方を踏まえた告知を行うこと
    ・生ものや賞味期限が半年以内の食品はだめ
    ・使用済の下着は洗濯されていてもだめ
    ・下着以外の衣服に関しては必ず選択・クリーニングされたもの。
     (新品が望ましい)
 (2)想定される必要支援物資
①食品類 カップ麺、お湯だけで作れるレトルト食品、飲み物、乾パン・缶詰
め類乳児用粉ミルク、哺乳瓶(新品)
②食器類 紙コップ、箸、やかん、鍋、カセットコンロ、カセットボンベなど
炊出しで使える物
③衣類(新品) 下着、靴下、衣類、合羽、長靴類
④寝具類(新品) 毛布、タオルケット
⑤洗面具類 トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ、
歯磨き、石けん、タオル、水を使わないシャンプー
⑥その他 紙おむつ(大人用・子供用)、生理用品、マスク、懐中電灯、乾電
池類、ブルーシート
⑦暖房具類 使い捨てカイロコン、薪ストーブ

(3)物資の送り方
① 1つの段ボールには1種類のものしか入れない。
② 段ボールの表面4箇所共の見えやすい場所に大きく何が入っているかを
書く 「食品:水」や「雑:おむつ」など。
③ 重すぎないようにする。ペットボトル飲料などを入れるときは注意。
④ 大きすぎない段ボール箱にすること。小さいのもだめ
  みかん箱程度が望ましい。
⑤ 箱が破けないようにしっかりテープで梱包すること。
⑥ 送り主を書く 例「福井・仁愛大学」

(4) 運送方法
① 運送会社に任せきりにしない。必ず一人以上は同行する。
② 現地受け入れ倉庫などへの運び込む人も行くのがよい。
③ さらに残って仕分けや現地配送が出来る人や車(軽トラック)が
  行くのがベスト

2011年03月13日

物資支援

県内各所で物資支援の動きが出てきました。
同時に、そのお問い合わせも多くなってきました。

物資支援は様々な配慮が必要ですが、かといっておの気持ちや動きはしっかり被災地にお届けしたいところ・・・。

議連・NPO・福井県災害ボランティアセンター連絡会等を通じて、確実なルートを構築中です。
受け入れ先や送り方等、わからない場合は当NPO法人にご相談ください。

現状

昨日、福井県災害ボランティアセンター連絡会が開催されました。
連合壮年会やJC、災害看護協会、県社協など18団体で構成、県担当課が事務局です。
会議は東角議員が後押し、NPO法人ふくい災害ボランティアネット代表としての参加です。
(ご想像通り、二人でバリバリ…(^^;))
方向性としては、
・先見派遣のうえ、ボランティアニーズや活動場所などを選定。
・参加意思のあるボランティアを募り、登録するなど、準備を進める。(2泊3日~3泊4日)
・具体的に出動することが決まったら、団体依頼も含め、参加者を確定する。
 (参加負担金や募集文書など具体的に話し合いました。基金運用に関してもです。
  また、バス出動時期や回数は臨機応変に、しかも安定的に出せることを目標に準備します)
・活動支援金の募金を募る。
などを決めました。

さて、選挙準備と災害対応・・2足のわらじで大変です。
支援者の方々には状況をご理解いただきました。
その分がんばるとのお言葉・・・。
感謝です。
自分にできることを、精一杯頑張ります。

2011年03月12日

東北地方太平洋沖地震

未曾有の災害が起きました。
被災された皆様に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

さて、只今統一地方選挙出馬準備のために、あと1月は動くことがかないません。
NPO法人理事長として、全国災害ボランティア議員連盟事務局長として、こちら(越前市)から、可能な限りの支援をさせていただきます。

まだ被害の全容はわかりませんが、現状は緊急対応時(フェイズ1)であるので、命をつなぐ時期。
関係組織の方々の活動の安全を祈ります。

今の間に、ボランティアとして、これからどのような活動展開を行うのか、そのための準備にかかります。県庁で本日2時より、福井県災害ボランティアセンター連絡会の会合を持ち、当面の方向性を話し合います。(福井の強みは、ボランティアが、行政とともに動けることにあります)
http://www.fukui-dvn.com/

議連としては、すでに避難所支援のために現地入りした仲間があるのですが、連絡がとれていない状況です。議連は、今後長期化を予想される活動の環境整備をすべきと考えています。
http://saigaigiren.hida-ch.com/

とりあえず。