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メディアと海外情勢

メディアが伝える情報は、当然伝え手のフィルターを通るから、何が真実か何が全体像か、事の本質を正しく把握するのはけっこう難しいものです。すべてを鵜呑みにするのは危険。

災害時の報道は、絵になるところを伝えます。より読者に訴える「絵」です。
福井豪雨災害では、県都中心で堤防決壊という衝撃映像と、美山の土石流被害の酷さがメインだったため、今立の報道は少なく、結果、ボランティアは美山に押し寄せたけれど(まだ受け入れ態勢が整っていない次期に)、受け入れ態勢整え、ボランティアを待ち望んでいた今立は閑散としました。
同年秋の台風23号災害では、舞鶴の円山川でバスが立ち往生し、助けを求める人の絵が衝撃的に伝えられました。結果、舞鶴には人が集まり、お隣の宮津は当初人不足に苦慮しました。
(いずれも広域支援センターの調整で、その後は順調に運営できました)
そんなものです。

さて、日本に伝えられている海外情勢は、偏り具合、どうでしょうか?
私は、もっとヨーロッパの情勢がリアルに伝えられてもいいと感じています。
フランスの民主主義体制は参考になります。
ギリシャの財政破綻は伝えられましたが、EUの結束・拡大に関してはどうでしょう?
ギリシャの国債を買っていたドイツとフランスは?
ヨーロッパで話題の「ドイツがユーロ離脱」かどうか・・・もし離脱したら、日本の国債を買っていた海外マネーは、ドイツに流れて日本の国債の暴落を招く可能性があります。
そうなったら、日本経済の破綻は必須。

・・・庶民受けしない話題であっても、私たちの暮らしに大きく影響のあるニュースはたくさんあります。
人気取りに振り回されることなく、必要な情報を分かりやすく伝えてくれる骨のあるジャーナリズムが大事です。
その姿勢ひとつで、愚衆政治を招く元凶ともなりうるパワーのあるのがメディアです。
そして、受取る私たちには、情報リテラシーの学びが必要だと、つくづく感じています。

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