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2010年02月06日

積雪

「越前市の積雪 13cm」と、テレビから聞こえてきました。
まあ、市内はそんなものでしょう。

kuutoyuki.jpg

今日のわが家の庭の様子です。降雪の合間に撮りました。
我が家は、年末年始の積雪が根雪として数十cm以上残っていた山間の集落にありますから、こんなものです。

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玄関先から向かいの山を撮影しました。
倒木が3本写っているのがお分かりでしょうか?
白っぽい縦のすじがそうです。
細い杉の上部が折れるのです。(間伐されていない山の現状です)
年末には、家の裏の小さな川に折れた木が引っかかり、家族が除去しました。
(福井豪雨のときにも同じところに倒木がひっかかり、水の流れを塞き止めました。)
今回の雪で、近所では倒木で屋根が一部壊れました。
市内の積雪の少ないところにお住みの方からは、
「え、貴方のところでは屋根雪下ろししたの?」
などと聞かれますが、雪下ろしはもちろん、それどころか・・・です。

同じ市内でも、積雪量・雨量に、非常に差があります。
この差を、雨量の数値根拠をもって示したいところなのですが、山間地域には雨量計すらなく、数値として示すこともできません。
あたりの様子を経験のみで語っても、なかなかわかってもらえるものではありません。
「積雪が多くてたいへんなのよ」と言ったところで「へえ、そうなの。」と、同情されても課題だとはとらえていただけない・・・。
水害のときも、被災状況を「ひどい」という3文字だけで伝えきれないのはわかっていて・・・それでも「ひどい」以外に言葉がみつからず、もどかしさを覚えたものでした。
数値という根拠や、映像で感覚的に理解していただかなくてはならない・・・。

「山間地域の防災」は、実状すら正確につかめていないのが実態だと思います。
先日、NHKのY解説委員に議連での防災に関するご講演をお願いしたのですが、その際にも、
「(都市型の災害である)阪神淡路大震災以降、危機管理体制を強めてきたけれど、今反省しなければならないのは、日本の70%を占めている地方都市と山間の地域の対策について。私たちはまだまだ発展途上の危機管理体制しか持っていないことを確認すべき」
旨のお話をされました。
まったくそのとおりです。
「雪害」についてもです。

現在、新潟が雪害に見舞われています。
同じ雪国に住むものとして、その大変さや山間の集落の状況を想像すると、地方の防災対策の課題はたくさんあるとヒシと感じます。
昨日は視察で上京していたのですが、東京は晴天で、春のような暖かさでした。まるで別世界です。「私の立ち位置」から申すなら、その「別世界」「別天地」に、日本の防災の中枢があるのです。
だから、私は、なかなか理解してもらえない日本海側の山間地域の現状を、機会あるごとに訴える事が、私の大きな使命のひとつであると考えています。