御用委員のシャンシャン会議
「消費者庁が入居するビル「山王パークタワー」(東京・永田町)の年間賃料8億円が高すぎると批判されている問題で、物件の選定に当たった内閣府の審査委員会が、1時間40分の会議を1回開いただけで入居先を決めていた。
メンバーだった消費者庁幹部は「事務方があらかじめ評価した点数が適正かどうかを判断した」と説明。」
よくある話です。
委員は「国の委員」になったことがステイタス。大学の先生なんか、とくにそうです。
事務局の提案にあえて異を唱えれば、「やっかいな委員」となり、次の大役はまわってこない。ってことで、事務局の敷いたレールを追認する「しゃんしゃん」会議となるのです。
これは国に限らず、地方自治体でもあります。
学校の評議委員もそうです。
委員選定は、「自分達の都合のいい方向で話を進めてくれる人」という基準で選ばれます。
私は「張りぼて」と呼んでいます。