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2008年04月30日

八ツ杉:春爛漫

八ツ杉自然公園が、春爛漫の見ごろです。

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山桜、八重桜、木蓮、スミレ、タンポポ、すいせん(名前の分かるのはここまでで・・・)、山野草が新緑の下で満開の花をつけています。(カタクリは終わりかけ)

そんな中で、森林学習センターでは、バウムクーヘンを作ったり、
バウムクーヘン.jpg
桜染めに挑戦したり
桜染め.jpg
野草のてんぷらに舌鼓を打ったり・・・。
黒文字の木でお茶を入れました。
黒文字茶2.jpg

黒文字茶1.jpg
いい香りがして、とっても癒されます!

こんないいところ、潰れさせてなるものか・・と、利活用アップに燃えております!
大自然の中へ、ぜひお越し下さい。

2008年04月23日

子どもの時間

子どもがのびのびと遊んでいる保育園の記録映画「子どもの時間」の、上映会を行なったのはもう何年前になるでしょう!?
そのとき実行委員会に集まった仲間が、夢を語り合い、それを実現しました。「日野自然学校」がそう!「月尾手織り工房」がそう!そして、「森の馬小屋」がそう!!

さて、今日、神奈川県川崎市にある「子ども夢パーク」を視察しました。
びっくりです!
「子どもの時間」市街地バージョン!
http://home.h00.itscom.net/yumepark/#

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広々とした敷地に、土の遊び場、家作り、泥遊び、屋根付き広場・・・
それらの運営を子供達が行なっています。(対象は中学生辺りまでかな・・)
施設の方と「子どもの時間」そのものですねとお話したら、「あ~!見ましたか!!」と嬉しそうでした。
理念は共通しています。

子どもの生き生きとした活動の様子をパワーポイントでご紹介いただき、原点帰りできたような、懐かしい心地でした

2008年04月18日

自治体財政健全化法

昨年6月に「自治体財政健全化法」が成立しました。
「夕張」問題を受け、自治体の「隠れ赤字」が出来ないようにして、財政健全化に早期対処することをねらったものです。

①普通会計の収支による赤字=『実質赤字比率』
②公営企業会計まで含めた赤字=『連結実質赤字比率』
③一部事務組合・広域連合まで含めた公債費(借金)負担の割合=『実質公債費比率』
④公社・第3セクターまで含めた将来的な税金負担の割合=『将来負担比率』

という4つの指標を元に、自治体の財政状況を判断します。
一つでも基準を超えたら、早期健全化計画を作り、実施しなくてはなりません。

議会の「予算チェック」の役割もますます重要になります。
そこでこの週末は、決算カードの読み方などの財政分析の1泊研修を受け、さらに前志木市長の講義を受け、勉強を重ねました。

ここ数年分の旧武生市、旧今立町の決算カードも含め、財政の変化を分析すると、平成14年辺りのからの国の締め付けや公債費(借金返済)で、今立の財政状況が悪化したことが読み取れます。経常収支比率(財政の余裕度を見る)が平成15年、16年には100%を越えて硬直化しており、それらを臨時財政対策債という赤字債でなんとか比率を下げ、しのいでいます。財政規模の小さな自治体は、国の締め付けにひとたまりもないということです。

実質公債費比率が近年ではよく話題になります。18%を上回ると「公債費負担適正化計画」を策定、地方債(借金)発行には国の許可が必要となります。25%で地方債発行制限。35%で実質破綻=夕張市・・です。越前市はH18年度16.1%です。
な・の・に・・・
「地方自治体の財政健全度を測る指標の「実質公債費比率」を国に適用すると、04~06年度の3年間の平均値が80.4%となり、国の財政の悪化度合いは夕張市(38.1%)の倍以上のレベル」というニュースが入ってきました。
なんということ!!!

2008年04月17日

靴の修理

研修などで、「上京している日の方が多い!?」という1週間でした。
決算カードの読み方や自治体財政健全化法の勉強が中心です。ハードに絞られる研修は望むところなので、気分はとっても充実です!

さて、研修会場であった幕張を歩いて「んっ!?」と感じたのが、立派な道路に車が少なく、歩く人がとっても多いことです。これは、夜、夕食を食べに出たときも驚いたことです。食事に来るお客さんは「歩いて」来られています。
福井で食事に出るときは車が当たりまえなので、当然、駐車場完備のレストランへ行くことになり、そこにはたくさんの車が並んでいます。
都会は、食事に車で乗り付けない・・・当たり前のことなのでしょうが、東京だけでなく幕張でもそうだったので、あらためてビックリです。(福井は車社会日本一でした・・・)

とにかく都会ではよく歩きます。
だから、JRや地下鉄の駅などに、靴の修理屋さんがあります。
ちょんと座って待っていれば、10~20分ほどでかかとなどの気になっている部分を直していただけます。とっても気軽に、お気に入りの靴を直せるので、何度か利用しました。

「東京に行って、ここを直してもらおう」と、今回、足先の開きかかった靴をあえて選んだほどです。
靴の寿命が延び、とても嬉しい気分で帰福しました!

2008年04月03日

道路特定財源暫定税率について

道路特定財源暫定税率が廃止された場合の影響(越前市版)に関し、ファックスが届きました。

●平成20年度における影響  約4億2400万円の減収
 ①自動車重量贈与税等   約2億7400万円の減収
 ②国庫補助金       約1億5000万円の減収
            (国庫補助率50%として算定)

他にも影響が出るだろうと予想される事業↓
●まちづくり交付金事業  
  4億1853万2千円のうち 国庫1億6500万1千円分

●道整備交付金事業  
  2億6112万1千円のうち 国・県補助 1億3552万8千円分
 
●県営事業 戸谷片屋線整備のうち 県事業費  7億5000万円分

・・だそうです。
1ヶ月間暫定税率のストップであれば、800万円程度の減収とか・・・。

地域からの要望は、圧倒的に道を直して欲しい・・・旨のものです。
それを考えると、ガソリン代が安くなったというだけでは喜べないものがあります。
メリットのあるところに必ずデメリットがあるもので、両者を加味して判断が必要です。

税金の使途の無駄を省く事は必須事項です。
でも私は、防災上の観点から、作るべき道路があると思っています。
福井県としては中部縦貫道は必要だし、市としては戸谷片屋線、それから、まだまだ歩行者や自転車にとって通行しにくい道路路肩の整備が要る・・・。
暫定税率は今しばらく継続し、財源確保しなくてはならないと思います。それが特定財源でなくても、一般税源でもいいとは思いますが・・。

私の身近な社会資本整備の状況を見る限りでは、暫定税率廃止は、今しばらく整備が進んでから、検討すべきと思います。