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ちりとてちん

NHKの朝ドラ「ちりとてちん」は、福井県小浜市が舞台として登場します。
小浜弁(若狭言葉)を、なつかしく聞きながら拝見しています。

昭和58年、私の新採用の赴任地は小浜で、市内のおばの家に下宿しながら海辺の僻地の小学校に通いました。(冬場は地元の民宿に下宿)
全校児童7名の極小規模校で、私は1年生の児童1名の担任でした。
家庭教師のごとき1対1の授業ですから、学習の進むのも早く、お天気のいい日にはよく2人で散歩に出ました。
山野草を調べながら山道を、岩場を探検しながら海辺を・・・です。
物置だったところに黒板をかけた教室は3畳ほどで、児童用の机を二つ並べていっぱいになりました。あまりにも気の毒・・・ということで、2学期にはプレハブの部屋を建てて頂き、図書コーナー兼勉強部屋が出来ました。
残念ながら日当たりは良くなくて、11月に部屋の温度が2度に下がり、手がかじかんで字が書けなくなり、2人で講堂の日の射すところに行って手を温めていたのを思い出します。
浜のおばさんが用務員兼調理員、給食の材料は、業者さんに配達していただけなかったので、一級上の先輩先生が、毎朝市内の八百屋さんに寄って持ってきます。
メニューは市内の他の学校のメニューを、おばさんの作りやすいものにアレンジし、とっても家庭的・・・。焼き魚やお味噌汁、お新香などがとても美味しかったのを思い出します。特別に、茶碗蒸しが出たこともあり、感激しながらみんなで食べた♥ものです。
ある時、カワハギ(コグリと言ってました)が大漁だということで地域の方からいただき、それが焼き魚で出たときに、私は美味しくて感激していたのですが、子供達が「昨日の晩も、今朝もコグリやったのに・・。」とため息をついていたこと・・・・天使のような子供達が見せた珍しいエピソードとして心に残っています。
そんな、懐かしい若かりし頃をしのびながら、ドラマを拝見しています。

それから、番組の最後に「ただいま修行中」という写真が紹介されています。
漆職人や趣味の集まりなど、いろんなところの「師匠と弟子」が映っています。
いずれ「月尾 森の馬小屋」の写真も出るのだそうです。
いつ出るのか分からないのですが、見逃さないように・・・と、それも楽しみにしているところです。

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