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一般質問3

「福井豪雨から3年を経ての検証」

②災害時の協定のすすめです。
 議会直前に、「建設業界と市との災害時協定」が結ばれましたので、その内容を伺い、オペレーターの方々や建設機械をボランティアで出動要請する場合の、補償確認を行う事をアドバイス。業務以外では補償の利かない保険もあるからです。この件は、昨年度国の懇談会でも、課題を整理し対策を練っていただくよう、提言させていただきました。
その他、いざという時に有効な協定は積極的に平時に結び、平時から一緒に訓練等を行い、フェイスtoフェイスで連携できるように勧めました。一例が自衛隊との連携です。
能登地震の際、炊き出し、屋根のブルーシートがけ等、直後から門前の災害対策本部に入り、大活躍でしたもの・・・。

③番目は、現在市が研究中の、入札制度対する提言です。
 私は建設業の方々を、災害復旧という角度から拝見して、意見を述べさせていただきました。
 災害復旧に関る建築・土木業方々の活躍は、大きいものがあります。豪雨時も、地元建設業社・関係業社の方々の貢献は大きかったです。あの時、被災地の業社、被災地内に現場があった業社は、直後から復旧に尽力され、自らボランティアとして、あるいは地元住民や区長さん方からのSOSに応え、人手ではとてもやりおおせない土砂撤去やゴミ回収などに奔走されました。中には、土嚢袋などの資材も無償提供された業社さんもおられます。また、武生市の業社の方もボランティアで「今立を助けに」と駆けつけてくださいました。  毎年の降雪時の、道路除雪もそうです。シーズン中は常に天気を気にされて、夜中の出動要請は午前2時・3時・・・。タイミング悪く通勤時間に除雪が間に合わないとクレームが入ります。 学校玄関前の除雪など、無償で頼まれるところもあります。 とても割に合わない仕事ですが、やらないと入札メンバーに入れなかったりするそうで、「除雪が入札だったら、誰も手を挙げない」厳しい仕事を、地元の業者さんに毎年担っていただいているわけです。昨シーズンのように、雪がなく出動のほとんどない年は、メンテナンスだけでお金がかかり、赤字です。
 他にも、鳥獣害に関しても、区から依頼の猪の古体穴埋め (行政からも事故古体処理を頼まれ、自分の土場に埋めるそうです)なども無償作業です。                
 地元業社さんの地元貢献度は本当に高く、昨今の経済性優先の価格競争で工事発注のしわ寄せを受けて、中小企業・下請け企業である良心的な地元業社さんが倒産されるのは忍びない・・・だけでなく、地元にとっても大きなマイナスと考えます。
 そこで、地元業社の育成をぜひ図ってほしいとの思いで、入札に関していくつか提言しました。 
●地元貢献度の点数化と評価 
 入札制度に簡易総合評価制度を採用し、地元貢献度をそこに盛り込む提案です。総合評価制度に政策誘導を図る事例としては、大阪府が100点満点中、「50点:価格 技術:14点 公共性(施策反映):36点 (公共性内訳:環境への取り組み:6点 知的障害者雇用:8点 障害者雇用:7点 就職困難者雇用15点)」という配点で評価しているそうです。ですから、越前市でも災害時の地元貢献度をぜひ配点に加えてほしいという提言です。
●最低価格設定制度の拡大。例えば、最低価格を公示価格1000万円以上で設定。 
●再審査制度制定
 低入札価格調査制度の導入です。適正に契約が履行がされないおそれがあると認めるときは、会計法上、次順位者と契約できるそうです。契約内容に適合した履行がされないおそれがあるかどうかを調査する際、極端な低入札者について、特に重点的な調査(特別重点調査)を実施し、安かろう、悪かろうを防止する制度です。
●分離発注
例えば、5000万円の工事発注を 『1000万円×5 経費比率のそまま』などと、分離できるものは分離して入札にかける提案です。これは、中小企業が直接工事を請け負う事が出来る機会を増やすためです。地元の工事はなるべく地元で行なっていただきたいという意味をこめています。
「この方法が1番ありがたい」と、中小の企業の方々はおっしゃっていました。

どの方法がいいのかは、専門の方々で考えていただくべきなのですが、とにかく私としては、防災の観点から、地元業社さんを大事にしてほしい・・という思いからの提案をさせていただきました。
参照:http://www.mlit.go.jp/tec/nyuusatu/keiyaku/181208/index.html

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