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ラジオ体操

朝6時半、
チャ・チャ・チャララン・・・と、おなじみの曲が聞こえてきました。
今日から夏休みです。ラジオ体操が始まりました。
さっそく外へ出ると、わが集落で児童のいる唯一、一軒のおうちの方がラジオをかけ、3人のお子さん、近所の大人たちを含む8名で、体操が始まりました。空気よし、鳥の声よし、体操はメタボリックにもよし・・・で、気持ちよく運動から一日をスタートする事ができました。

お子さんのおられるそのご家庭は、福井豪雨の後、うちの集落に入居された方です。
私が嫁いでから、減る一方だった中山間地の弱小集落(現在空き家を含め12軒)だったのですが、「田舎のよさ」を感じてくださって、入ってきてくださいました。これもグリーンツーリズムの流れのひとつなのかもしれません。

山間地域を保持するためには、そこに住む人が大切です。山や川、農地を守る「人」です。
しかし、その中山間地域に住む「山の人々」は過疎・高齢化しています。
限界集落問題も、クローズアップされてきています。費用対効果を求められる今の政策の流れからすると、過疎化した地域は「条件不利」なのです。
今後も耕作放棄、山林の世話の放棄などがさらに進み、「あと数年で、ここらもボロボロになる」実感が、地域には強いです。

そんな中、田舎に入居される方々が出てこられたことは、将来への明るい話題です。
彼等がいなければ、集落にラジオ体操の音楽も、子供の声も、響く事が途絶えていたわけです。
体操で近所の方と言葉を交わし、健康を確かめ合って一日をはじめる事の幸せを、あらためて感じた朝でした。

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