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2007年06月24日

6月議会一般質問

私は議会での質問を考える時、必要かと思う材料をわ~っと集め、調査します。たいてい、大量に材料が集まりすぎて一度はアップアップおろおろとして、それから考えをまとめたり質問を練り上げる作業に入ります。大きな事案であればあるほど練り上げに時間がかかり、さらに他の議員さん方の一般質問や理事者の意見を聞いて、また調整を行ないます。
だからこれまで質問順位は「後」を希望してきました。
今回もそうです。質問順位は最後から2番目。おととい22日の3時からでした。

論点の第1は、「今立で行なわれている共同調理場方式(親子方式)には問題がある」という事を認識していただく事でした。現場の先生方が問題意識を持って記録し続けた「検食簿」のデータを基に行ないました。平成18年度195回の給食で、「異物混入、過熱・冷却処理、異味・異臭、味付け・彩・香り、1回分の量」に関するチェックで74件の不備がありました。さらに感想欄に記載されたことは(↓抜粋)

7月 「3年ごはん極端に少、汁物・具も少、特に5年はいつもの3分の2以下、
    豚汁の肉塊のまま、加熱心配、食器に洗浄した際の水がたまっていた、
    シイタケの切り身大きくて子供には食べ辛い 具が少なくウズラ卵はいき渡らない
    養護学級:ごはんが10人分!3年少ない  
    児童が配ぜんしやすく、安全においしく食べられる給食でありたい」
11月 「れんこん大きい、1年多い、魚足りず、食器足りず、煮物少ない、  
     カロリー不足が心配、皿がぬるぬる、かきたま汁ふが10枚 ジャガイモが固い
     コーンスープの濁りが心配 追加ALTの分が入っていない、汁物さめている
     多過ぎるおでん かれーうどんのうどんが固まって入っている分けられない
     幼稚園に汁椀が一つも入っていないときは困った 」
2月 「ミートソース不足、納豆多い、冷めている 味噌煮3ぶんの2 混ぜご飯少ない 
    6年のごはん半量職員、他クラスから集めて分けた、20分後に不足分届いた
    ニンジン皮つきのまま刻まれている ふが大きく半数にしか分けられない 
    配送中に魚のたれがこぼれる、容器の改善が必要かもしれない さめている
    46~50度前半」
などと、毎月考えられないトラブルが続発している様子が書かれています。
調理員さんたちは、朝、定刻よりも早く来て、過酷な条件の下に一生懸命働かれているというのに・・・です。

これは、12時半ごろ仕上がりの中学校分と、11時半には配送に出発する2小学校・2幼稚園分の、2行程で作業を進めなくてはならない煩雑さや、配送分の調理時間が短すぎる事が原因だと考えます。詳しく調べれば「調理仕上がりから喫食まで2時間以内」という基準も満たせていないでしょう。(揚げ物は4時間と聞いています)
さらに冬場は、おかずの「冷え」に問題意識を持った担当者が、児童の喫食時のおかずを毎日自ら検温しています。
3学期のデータを見ると 「43℃~64℃ 平均55.6℃」
厚生労働省の出している温蔵基準の65℃に一度も達していません。

「再調査」の答弁でしたが、「現場の状況を当事者に調査」することの要望は昨年の9月から訴えている事。だから、「危機管理の基本姿勢」をしっかりしてほしいと述べました。
平成16年福井豪雨の後に、被災した南中山小学校の給食室を(復旧せずに)廃止し、続いて翌4月には服間小学校の給食室を廃止。南越中学校の給食調理場での親子方式調理が始まりました。でも、単なる数合わせで現場は回らないのです。上記のような給食を、2年も3年も与え続けてきた大人たちは、私も含め、子ども達に謝らねばならないと思います。

教育委員会には真摯に反省していただき、同時に隠蔽体質の改善も図っていただきたいと思っています。
明日は第2ラウンド。教育厚生委員会です。
一般質問で追及しきれなかったことがまだまだあるので、時間の限り質問していきたいと考えいています。現状を明らかにした事で波紋は大きいのですが、大人ではなく、子どもをしっかり見て発言して行きたいです。

2007年06月10日

赤十字水上安全法講習会

昨日、今日と次の土曜日は、赤十字水上安全法講習会です。
「水に関わる活動中の安全を図る方法」という意味で、水を活用して健康の増進を図り、水の事故から生命を守るための知識と技術からなっています。事故者の救助、応急手当などを修得し、事故防止につなげます。
私は、小学校教員になりたての時に海辺の僻地校に赴任し、子どもたちを海へ泳がせに連れて行くからと、職務で救助員の資格を取りに行ったのが始まりです。講習はたいへんハードでしたが、真剣に厳しく、時には激を飛ばしながら教えてくださる指導員さん方の、心の中の優しさに引かれ、資格更新を続け、25年が経ちました。
2000年からは指導員として、講習に参加しています。

今回は、福井で今シーズン初となる越前市での講習会です。
例年の倍の参加者を得て、やはりハードなスケジュールをこなします。(プールの委託管理を行なっている民間会社の方の参加がぐっと増えました)
嬉しいのは、女性の参加者が3人居られた事です。
ここも男性多数の世界で、実際、県内の女性指導員は私しかいません。
早く後継者を作って引退したいと思いながら、早数年。。。(今だ後継者育成が進んでいない無力さを自己反省しています。)

横泳ぎ、逆あおり、巻き足、立ち泳ぎ、潜行・・・・慣れない泳ぎ方に戸惑っていた受講者の方々ですが、努力、努力で少しずつ形になってきています。
土曜日には検定があります。
1人でも多く合格し、水の事故防止、プールの安全管理の一翼を担っていただきたいと願っています。

2007年06月09日

私の住む月尾谷には、月尾川が流れています。
この時期毎年、蛍が乱舞します。
福井豪雨の時に氾濫した川なので、草やコケが削られてしまい心配していたのですが、主流にはまた元のように蛍が飛ぶようになりました。
自治振興会の環境保全部長さんがマップを作り地区(岡本小学校区)に紹介、今夜、蛍鑑賞会の開催となりました。
昼間、雷が鳴り雨が振ったので、高く舞う・・ではありませんでしたが、それでも川や田んぼにはたくさんの蛍の光が灯ります。
他の町内から来た御家族の「あ、いたっ!いっぱいいる!」という歓声を聞くと、ほっと心が和みます。
蛍を見ながらのナイトウォーク・・・あと一週間ぐらいは楽しめるかな?

子育て支援

岡本自治振興会の青少年育成部で、子育てサポートサロンを開催しました。
保健師さんをお招きして、地区の子育て中のお母さん(お婆様も)とお子さんと共に、おしゃべりしたり遊んだり、和やかなひと時を過ごしました。私も、久しぶりに3ヶ月ほどの赤ちゃんを抱っこさせていただきました。綿菓子のような赤ちゃんの感触に「かわいい~~!」っと感激、にこっと笑ってくれたらとっても幸せな気分です。
赤ちゃんの面倒をみる・・というより、こちらが癒された感じです。

そういえば、友人の家族と一緒にタイに旅行をしたときに(大人4人、子ども6人)、待合室などにふと止まるたび、友人の赤ちゃんをあやしに周囲から人が寄ってきて、かわるがわるあやしてくれました。それがお母さんのほっと息をつけるひと時にもなるので、いいなあと感じました。「昔も日本はこうだったのではないかなあ・・。」とも思いました。

さて越前市ですが、合併に伴い、今立地区では地域の子育てサロンの役割をしていた児童館が、午前中閉鎖となってしまいました。武生地区に制度を一本化したためです。武生には子育て支援センターがあり、午前中はそういったところを利用されているのですが、今立からは遠いので不便です。なんとか元のように午前中の児童館オープンを・・・と、合併に伴う制度変更が適切であったか、昨年9月の議会で質問をしました。
おかげさまでこの4月から、元のように午前中の利用ができるようになったのですが、まだまだ周知が足りないので、自治振興会も協力しながら、家で子育てに奮闘されている親御さんに声かけを行なっていこうと思います。
「地域で子育て」「地域の子は地域で育てる」・・・そんな意識が、少しずつでも浸透していくようにと願いつつ、自分に出来る事を精一杯やっていこうと思っています。

2007年06月08日

6月議会が15日から始まります。
昨日は議案の事前説明ということで「全員説明会」がありました。
6月の補正予算に「自治総合センターコミュニティー事業助成金」として防災施設・設備のための予算が390万円計上されていました。昨年、私の住む岡本地区でも応募させて頂き、新規自主防災組織に与えられる助成金を受けられるようになったものも含まれます。
190万円の助成(予定)額で、念願の防災倉庫を岡本公民館に購入します。たいへんありがたいことで、関係各機関の皆様に感謝申し上げます。

南中山小学校と服間小学校の自校式給食室問題に関しては、12月議会での請願採択以来、進展がありません。
今回の一般質問では、その点を質問する予定です。
「予算が厳しい中だけれど、子ども達の健康のために、食育のために、心の教育のために、知恵を絞って汗かいて、実現して欲しい。」と訴えて、採択された請願でした。
でも、残念ながら行政の努力が感じられないまま、今日まで至っています。
12月議会での激論を経たというのに、・・・議会の請願採択ってなんなのだろうと自問します。
また、子どものためにと一生懸命動いている方々には、それ以降も様々なプレッシャーがかかります。
「ウザウザ言うと校舎建築が流れるぞ。」
「備品を買ってもらえなくなるぞ。」
・・・自分のせいで校舎建築がストップしたらどうしようと、南中山小学校のPTA役員は悩みました。
現状にクレームをつけるなという圧力も現場にかかります。
組織の圧力で現場の声を押さえ込もうとしている現状も、追求したいところ・・・。
でも、それがゆえにますます組織内でにらまれる人たちが出るのではないかという心配もあります。
給食問題のスタート時点で憤りを感じて声をあげたのは、調理員さん方、PTA、現場担任・・・。
今ここに至り、それらは「声無き声」にされようとしているけれど、だからこそ自分が言うべきと考えています。

2007年06月02日

防災講演会

講演会の依頼をいただき、南アルプス市へ行きました。
「被災地と救援活動」「自主防災組織とボランティアの連携」
2本、いずれも中身の深いお題を頂戴しました。
まずは災害の酷さと被災者の状況を、パワーポイントの映像で感じていただき、
被災地・被災者のために、有効な活動を支えるために、ボランティアセンターがうまく機能するために、何に気をつけていけばいいかを話しました。
後段では、地域の防災力向上のための自主防災組織のあり方・活動内容や、災害に備えるための知識も時間一杯、精一杯紹介しました。
会場はあやめホールというところです。
350席の会場は、円形のステージや階段状の客席、2階席まであります。
講演にはもってこいの会場で、映像を使って話す環境も、大変素晴らしいものでした。
夜の地域に対する講演会では、駐車場に続々と車の入るのを見て、たいへんプレッシャーがありましたが、2階席にまで人が入ってくださり熱心に聴いてくださいました。
感激とともに、仕事でお疲れの後だというのに真摯に遅くまで聴講された参会者の方々に、心より敬意を感じました。
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南アルプス市は、サクランボ、桃、葡萄などの果物がたくさん栽培されています。
「佐藤錦」「高砂」といったサクランボは、ちょうどハウス栽培と路地栽培の端境期にあたりましたが、ハウスの隅に残っていた果実は完熟状態で宝石のように光っていました。
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また、私の出身大学のある都留市も訪問しました。
写真は「つるのおんがえし債」という市民債を活用して作った『水車発電』です。
これで市役所の約20%の電力を作るのだそうです。
場所が市役所庁舎と小学校の間にあり、環境学習にもよい教材なのだそうです。
いろいろと市役所の方にお話を伺うと、随所に『知恵を絞った』政策が見受けられます。
参考になる事が数々ありました。
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大学にも25年ぶりに行き、事務長さんと話をする事ができました。
綺麗になり大きくなっているキャンバスに、昔の面影を探して見つけては感激していました。
最後は東京港区の芝公園で見つけたマンホールです。
防災用に、いざという時にトイレとして使用できるふたがあります。
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公園内には他にも、ソーラー街灯や雨水を溜めて使える地下タンク、かまどベンチなど工夫が一杯で、道行く人々もその説明看板に足を止めて見ています。
こういう備えがこれからのまちづくりには必要であるし、人々の感心も集まっていると感じました。どこの街も財政難の中だろうと思われますが、必要な事はしっかりと実行されていました。
講演会が、地域防災力向上の一助になると嬉しいなあと思いながら、帰ってきました。