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追悼

明治生まれの祖父の葬儀に当たり、かつての部下だったお寺さんがお経を上げてくださいました。送別に際し、「哲学のある人生」とか「教師道に邁進した」などという言葉を送ってくださいました。思わず涙・・・です。
横たわる祖父の身体は布団いっぱい・・・身長は180cm近かったのだとあらためて知りました。リハビリ用のシューズは、特大でも間に合わなかったそうで、お棺も190cmの特大。
遺骨を見てさらに驚きました。
これが97歳の骨かとおもうほど、太く美しく立派です。私は骨に見とれてしまった・・・。
長生きをしただけあって、健康で頑丈です。
彼のDNAを最も色濃く受け継いでいるのは誰だと、側にいた親族一同顔を見合わせました。でも、大勢いる子・孫・ひ孫を見渡しても、誰一人、この祖父にはかないそうにありません。
文武両道でしたから、鍛え方も並みではなかったようですが、鍛えれば骨も変わってくるのでしょうか?
柔道五段、野球部主将、スキーは山へ行ったら何週間も帰ってこないと聞きました。
祖母亡き後も1人暮らしを続けるほど人の世話になるのを拒んだ祖父も、最後の4ヶ月は、寝たきりになり、長男夫婦の家に移りました。そんな祖父が「入院し 動かぬ我の 身体かな」と書いた俳句を見つけました。
無念、無常と思っていたのではないかと思うと、また、涙です。

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